【フランス製菓/下赤塚】ここにいました!つぶらな目に一目惚れするたぬきケーキ

05/07/2013東京,練馬区/豊島区/板橋区,スイーツ,ひるたび・さんぽ

ご当地らしいケーキとして頭に思い浮かぶのは、地場食材が使われているものが大半で、食文化系というよりは食材系。だから、お店ごとに味も姿も異なるものです。

一方、それと一線を画するのが、青森のご当地ケーキ•タヌキケーキ。バタークリームがたっぷり詰まった、タヌキの形をしたケーキ。県内の洋菓子店で見られる姿にほぼ差はなく、お店のガラスケースに佇む姿に、不思議な安らぎを覚えるものです。

なかなか、都内では見かけないものですが、下赤塚の洋菓子店で捕獲しました。フランス製菓という店名も、青森でいう栄作堂みたいで、心地よい響きです。

もちろん、中に詰まっているのはたっぷりのバタークリーム。一口ごとにほぐれる独特の重量感。こうじゃないとタヌキじゃありません。

近代の洗練された生クリームケーキの食後感とは真逆。だからこそ、食べ終える頃には青森が恋しくなるものです。

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
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Posted by takapu