東銀座・樹庵 あじな丼ぶりセット(1,000円)

05/03/2007東京,東銀座,和食,ひるグッド!

07-03-05-0.JPG
 実は、こちらのサイトに掲載されていた、カキタベニストにおける重要課題なお店に足を運んだものの、残念ながら今日は目的の品がなく、あばれまんじゅう定食で御馴染みのこのお店へ。
 で、毎度あばれまんじゅうばかり食べるのも何なので、あじな丼ぶりセットを注文。最初に運ばれてきたのが、田楽風に味噌をつけて食べる、大根とこんにゃくの煮物と、ひじきの煮物。
07-03-05-1.JPG
 ここの味付けは、基本的に醤油醤油な味ではなく、ダシがしっかり効いた上品な味。大根もその旨い汁を存分に吸っており、味噌の甘みとの組み合わせが上手く調和されている。ひじきの煮物も、しっかりと太く長いまっとうなひじきを使ったものなので、その歯ざわりが満足感に変わる一品。
 そして、あじな丼が運ばれてきた。
07-03-05-2.JPG
 タレに漬けられたアジの身は、しっかりとした筋肉質な弾力ではなく、いい意味でクタクタに漬かった状態ならではの食感。固めに炊かれたご飯との相性もいい具合になっている。で、これをつゆ物と一緒に半分ぐらいまで食べ進める。
07-03-05-3.JPG
 そして、お店の方にお願いして、丼に熱いお茶を注いでお茶漬けにしてもらうのが、この丼のもう一つの楽しみ方。
07-03-05-4.JPG
 アジに染みこんだタレがお茶に染み出したところで、サラサラと口に運ぶ。ゴマの香ばしさと熱が加わったことで変化するアジの食感、そして固さがいい具合に残ったごはんの組み合わせが、丼のもう一つの魅力を出してくれる。
 勢いよくサラサラと茶碗が空になったところで、食後のお菓子として黒ゴマのおまんじゅうが運ばれてきた。
07-03-05-5.JPG
 モチモチした生地の中からあふれ出すのは、たっぷりの黒ゴマペースト。
07-03-05-6.JPG
 一口で食べないと、口の周りにペーストが滴ってくるかもしれないのに、不思議と一口で食べるのが惜しい一品である。
 ところで、このお店の代名詞ともなっている「あばれまんじゅう」。どうしてこんな名前がついたのかを、お店の方に伺ったのだが…話が面白すぎたので、ぜひともお店の方にご確認を。
————– 
 今日もご覧いただきまして、ありがとうございます。こちらもクリックいただけるとうれしいです。人気blogランキング・レストラン・飲食店部門)へ

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
Local-Fooddesign

Posted by takapu