京橋・とんかつ金好 カキフライ定食(980円)
書道家のこの方が書き初めならば、こちらはカキ初めということで、京橋のとんかつ屋さんへ。前回来た際に、壁に書かれたメニューにカキフライと書いてあり、シーズンオフにもかかわらず注文したことを思い出しつつ、注文したのは当然もちろんカキフライ定食。
テーブル席から、余分なパン粉を掃って揚げ油に投入する姿を見ながら、待つこと約10分で運ばれてきたのは、千切りキャベツを中心として、さしずめ、末広がりのごとく飾られたカキフライ。
約7センチと小ぶりながらも、弾丸のようにギュッと旨みが詰まったフライは、粗めで厚めな衣が牡蠣のエキスを吸っており、牡蠣本体の魅力に加えて、衣で楽しむこともできる。
10月の走りの時期だと、まだまだ熟しきった旨さを感じることはないのだが、1月になると全体的に旨みが底上げされるので、どこで食べても満足できる味になってくれる。そして、それが牡蠣を食べる醍醐味であることを改めて実感。食後、お店からお年賀の代わりにいただいたのは、
こちらもギュっと、甘みと気持ちが詰まった一品だった。
————–
今日もご覧いただきまして、ありがとうございます。人気blogランキング(レストラン・飲食店部門)も、ぜひご覧ください。