中部 よるどき

名古屋・郭源治 台南担仔麺 担仔麺(ロータン入り)とカキの黒豆炒め(1,070円)

投稿日:03/01/2007 更新日:

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 ※昨年末に、広島の帰りに名古屋に立ち寄った話の続きです。
 ピカイチで台湾ラーメンを食べた後は、地下鉄で矢場町へ。9番出口から地上に上がって、ローソンの角を少し進むと、目に入るのがこのネオンサイン。ここは、かつて中日ドラゴンズで、「炎のストッパー」として活躍したピッチャー・郭源治が、故郷である台湾の味を紹介すべく、引退後に開いたお店。
 さっそく店内に入って席に座ると…12月にもかかわらず、Tシャツの袖からたくましい上腕二頭筋を覗かせる本人を発見。どうやら、ほぼ毎日のようにお店にいるらしい。
 さて、注文したのは、店名にもなっている担仔麺にゆで卵であるロータンを入れたものと、カキタベニストとしてメニューから見つけたカキの黒豆炒め。
 ところで、このお店は台湾小皿料理のお店。隣の席を見ると確かにポーションは小さい。そして、担仔麺の値段は330円という、えらくお得な価格。そんな色々なことを考えていると、目の前に運ばれてきたのは…
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 直径12センチの小さな器に入った麺であった。上に乗っているのは、赤ネギが入った肉ミソ。
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 麺は噛んでいるうちにしっとりとした食感になるのだが、絶対量が少ないため、どちらかというとメインはここでもスープ。
 そのスープは元々ダシが効いたものに、肉ミソがとけることで濃度が高まる。ただ、ベースの味自体を壊す組み立てになってないことに好感。さらに詳しくどんな感じか…と思ったところで、器が小さいだけになくなってしまった。ちなみに、卵は味付けものなのだが、つるんと滑って箸で持ち辛いことが、妙に印象的だった。
 と、そこに運ばれてきたのが、カキの黒豆炒め。
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 実は、個人的に気に入ったのはこの皿。たいてい、カキ料理はその個性的な味が前面に出すものなのだが、この皿で最初に広がるのは、とろりとした餡と黒豆のコク。そこに、カキを噛むことで特徴的な旨みが広がるものの、餡と黒豆の味がカキの味に負けない強さに設定されている。
 さらに、そこにネギの甘みとショウガの爽快な刺激が加わることで、力技に近い状態でバランスを取っている。味の範囲がかなり広いにもかかわらず、一体感を感じさせるという組み立てになっている。
 一身腐乱に、自分がこの皿を食べている後ろでは、郭源治が他の団体客からの写真撮影に気軽に応じていた。現役時代の姿が印象的なだけに、このギャップが妙に面白かったのだが、写真撮影時に「1枚500円ね」という、台湾ジョークも放っていたのも妙に印象的だった。
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takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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