大手町・四国味遍路88屋 丸の内店 かけうどん+ミニ鰹丼+じゃこ天(380円+380円+200円)

丸の内からちょっと足を伸ばせば、
昼夜の人口密度が高い大手町。
とはいえ、この界隈には飲食店の数が少ない印象があったので、
商業エリア"iiyo!!"のオープンは、
街のランチタイムを変えるきっかけになりつつあります。
大地を守る会の農園カフェや、牛すじ煮込みカレーのお店など、
バラエティに富んだ店舗構成ゆえ、
フロアに足を運べば必ずや琴線に触れるお店がある。
そんな感じです。
で、そんなエリアの混雑も、
さすがにオープンから2ヶ月経過すれば、
一段落しているかなぁ…と思い、
ある日のお昼に足を運んだものの、
まだ、どのお店にも長蛇の列が。
ということで、
回転が速そうな讃岐うどんをメインにしたこのお店に行き、
かけうどんと鰹の丼、そしてじゃこ天を注文しました。
いりこの出汁が効いたおつゆ、滑らかなうどんの啜り心地。
かけうどんでシンプルに味わって、
藁焼き鰹に揚げたてのじゃこ天の香ばしさ、
つまり地域の魚感を堪能するのが、
自分の接し方になりそうです。
こういったフロアに地域の食文化が並ぶことは、素敵なことです。
讃岐うどんは既に絶対的なアイコンなので別格としても、
例えば、うどんのトッピングとして用意されている、
フィッシュカツのようなものに、
更なるスポットライトが当たる機会が増えることで、
地域に対する関心が強くなり、
地域のことを話すことが楽しくなる。
もちろん、そこで出される味は本物じゃないと、
逆パブになってしまい意味がありません。
でも、このお店の場合には、
夜のメニューには見慣れない料理名が並んだり、
お菓子や調味料も販売されていたり。
そんな部分もあって、
無意識のうちに自分の琴線を刺激していたのかもしれません。