旨いランチと郷土食フリークの皆様、お待たせしました。ひるどきでございます!!!!!!
さて、現在のひるどきは何位になっているでしょう?
来週の水曜日から青森に行くことになったので、身体を青森モードにすべくこのお店へ。で、ランチメニューを見てみると、
この二択に悩む。昼間っからゴルゴンゾーラソースを豪快にあおりたい気持ちもあれば、古代米パスタという未知なるアイテムに触れたい気持ちもある…で、結局は後者を選択。プルプルのキャベツや、ぎっちりした皮とふわっとした中身の組み合わせが楽しいナスといった、野菜がたっぷりのスープを飲みながら待つ。
で、約8分ぐらいして目の前に出されたのは…
予想にもしなかった、カラフルなスープスパゲティだった。スープのベースはシャモロックを使ったこの店十八番のものに、辛味を加えているのだが、その加減が四川料理的に立ち上がりが早く、持続力も長い「辛さ=味」というものではなく、「辛さ=スープの味にしっかりと変化を与える調味」となっている。
パスタの上にたっぷり盛られているのは、ズッキーニやトマト、えんどう豆。スープに入っているキャベツやニンジン含めて、野菜メインで作られたこの一品。センターには生ハムが添えられているのだが、この生ハムを動かすと…
影の主役である高菜がたっぷりと盛られていた。あとは、これらを全部絡めて、スープと馴染ませてパスタと一緒に口の中へと。
この一品の主役であるパスタは、口当たりは見た目よりも滑らか。しかし、一噛みすると粉の荒々しさが持つ感触が、一気に舌に広がる。そばっぽい食感でもあるのだが、そこまで粉の強さが前に出ているわけでもない。正直、不思議な食感。
スープや野菜との相性は、一言で言うと「面白い」。
まるでごはんを食べるパスタだという不思議な印象を受けたのと同時に、古代米が原料となっているだけに、高菜との相性が一番よかったことに納得。ただ、トマトの甘酸っぱさを初めとした、個々の野菜の味を損なうことなく、不思議なぐらいにしっかりと受け止めている。また、時間が経っても、パスタの弾力が損なわれることなく、最初の食感がそのまま残っていることにも好感。
正直、パスタに対する先入観が強い方には、少し受け入れられるまで抵抗があるかもしれないが、仕上がりそのものは、米が持つ懐の深さここにありといった具合になっている。
で、食べ進めているうちに、スープの辛さがじわりじわりと舌に、口に広がってくるのだが、辛さの天井部分が低い設定となっているので、過剰な汗をかくこともなく、ポカポカと心地よい体温になってくる。
という感じに、食べ終えてデザートのアップルパイが目の前に。
一口食べると、りんごの水分がじゅわっとタルト生地に馴染み、口の中で一つになっていく。それがたまらない。
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