サーバを移転して、どうしても最初に掲載したかったのがこの記事。3ヶ月に1回ここで開催される「グルメの会」に、エプロンおじさまとその奥様、そして元ミスターランチオフの4人で。
エプロンおじさま曰く、「ここの銀座アスターは、食べた後にも胃の疲れがない」ということで、どんなものが出るのか楽しみである。
・食前のブルーベリーのカクテル
ブルーベリーリキュールとスパークリングワインをあわせたもの。自分は下戸ではあるのだが、かなり飲みやすい。
・季節の前菜の盛り合わせ
彩り鮮やかな8種類の料理は、一つ一つの素材が持つ個性を、十二分に発揮した味が印象的。
・ふかのひれと上海蟹のカブ詰め
上海蟹のスケールある味は、フカヒレの食感と組み合わさることで、想像以上のスケールに。そしてこれを受け止めるカブの力強さ。
・海の幸の炒め物と上海蟹の甲羅詰め焼き
カニの甲羅の上にメレンゲを被せて焼いたものと、ホタテや金針菜等の炒め物の競演は、自家製のXO醤によって、一体感が生まれる。
・揚州名菜 肉団子のスープ
肉団子の他には、パクチョイと太ネギが入っているのだが、冬場ということもあってネギがものすごく柔らかい。それもそのはず、器ごと1.5時間蒸したという渾身の一品。お肉のエキスもしっかりとスープに染みこんでいる。
・鹿ロース肉の香草焼き マントウ添え
ローストビーフのような作りの香草焼きは、肉のエキスと八角の豊かな香りが一体になったソースで。マントウは揚げマントウより、揚げてないマントウの、ほんのりした甘みが印象的。ソースをつけても旨い。
・きのこのスープ麺
シイタケ、トラタケ、マイタケ、黄ニラが入った、少し小さめの器に入ったスープ麺。スープの旨みとキノコの食感が楽しい。
・「岩茶」
岩にできるお茶葉を使ったお茶を飲むのは初めて。この岩茶は、水分を空気中から摂取するもので、発酵度が高いのが特徴。
・しょうがプリン
最初に、生姜汁をカップに注ぎ、
次に、甘く味付けられた65℃のジャージー牛乳を注ぐ。そして、じ~っと待っていると、牛乳の脂肪分が生姜の成分と組みあわさることで、ふるふるっと固まり、その上に黒蜜を注ぐと…こうなる。
キャラメルとりんごのタルト、ゆずとココナッツのゼリーと共に。しょうがの刺激から、やさしい甘さがじんわりと広がる。そこに、黒蜜の少し濃度が高い甘さが加わる。
いやぁ…本当に楽しくて本当に美味しかったです。お招きいただき、ありがとうございました。
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