有楽町・よこちゃん 富士宮やきそば(大盛・650円)
日替わりでラインナップが入れ替わる、東京国際フォーラムのネオ屋台村。
先月開催されたIMF・世銀総会の際に、
ここの料理が各国関係者の胃袋を満たしたことは、
まだ記憶に新しいものです。
そんな村にいつの間にか加わっていたのが、富士宮やきそばのお店。
店頭に掲げられたオレンジ色の幟が眩しく、
つまり、富士宮やきそば学会のお墨付きを得ている証。
イベントの場で名ばかりB−1グルメを出す、心無い店もある一方、
こういった現地の味をしっかり提供するお店で食べれば、
元々強い料理の特長が、より強く印象に残るものです。
そんなお店で注文したのは、富士宮やきそばの大盛。
シンプルに豪快に食べたかったんです。
たっぷりの麺と紅生姜に刻みキャベツ。
富士宮やきそばならではの逞しい麺の食感に乗って、
ソースの旨味や油かすのコク、そして魚粉の旨味の混ざりあった味を、
一気に啜ります。
ローカルフードを食べた後、
決まって現地に行きたくなるのは当たり前ですが、
手軽に触れられるのは本当にありがたいものです。