有楽町・ROYAL ジャンバラヤ(800円)

仕事をしていると、小さなものから大きなものまで、
悩み事という厄介な存在が、心の中に入り込んで来るもの。
そういう時、大きめのソファに身体を預けて、
アイスコーヒーをゴクリと飲んで、
心をリフレッシュしたくなる。
そんな日もあるものです。
有楽町駅側の地下から交通会館に入ると、
左手側で迎えてくれるのは、
昔ながらの外観が残る喫茶店。
ショーケースや大きな看板に並ぶメニューを見ても、
パンケーキとかの文字は見当たりません。
お店に入ると、営業の途中にピットイン。
といった感じのサラリーマンが多く、
タバコを吸いながらコーヒーを飲んだり、
スパゲティを食べたりという感じです。
で、注文したのはランチタイムのセットからジャンバラヤ。
カッターシャツと黒いパンツを纏ったボーイさんが、
まずはサラダを手元に運び、
次に主役をテーブルに置いていきました。
一口食べれば、予想以上にスパイシー。
ほっとするというよりホットな刺激に、
ちょっと驚きました。
でも、辛さに慣れればあとはテンポよく。
サラダを挟みつつ、あっという間に完食です。
食後は、ソファに身体を預けながら、
アイスコーヒーをグビっと。
疲れたり、迷ったり、考え事をしたかったり、一息つきたかったり。
今どきのカフェはカフェ自体が目的地になっている感じですが、
昔ながらのこういったお店は、自分と向き合うための場所であり、
そんな普遍的な役割を果たせるお店だからこそ、
ずっと愛されているのかもしれません。