東銀座・媛牛 牛と筍の炊き込みご飯定食(890円)

28/08/2007東京,東銀座,和食

 旨いランチと地元食フリークの皆様、ひるどきでございます!!!!!!
 ところで…現在のひるどきは何位になっているでしょうか?
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 いきさつを自分でも忘れてしまったぐらいに、ウェブで偶然見つけたのがこのお店。
 お店のホムペを見ると、愛媛産の黒毛和牛ブランドである、「伊予牛 絹の味」なる牛肉が食べられるとのことなので、日産本社近くにあるビルの3階に向かう。
 で、このお店のランチメニューは、3,000円の牛鍋、牛肉を卵でとじた牛玉丼、そして自分が注文した牛と炊き込みご飯定食。注文してから、約3分。お味噌汁や小鉢、煮物や漬物が順々に運ばれてきて、メインの炊き込みご飯が運ばれてきたのだが…
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 …なんと、信じられないことに、お持ち帰り用の容器に、しかも透明なフタまでついたものが運ばれてきた。はっきり言って、この時点でご飯に対する期待は完全に飛んでしまい、今年一番つまらない昼食に。
 自分も一応、食を通じた地域活性化の活動をやっている身なので、地方食材をメインに据えたお店でこんな見せ方をされるのが、一番ショックである。純粋にテイクアウトの商品だというのであれば、「愛媛の牛肉が身近に」という話で終わるのだが、ここは店内である。
 そして、もう一つの期待値が落ちた理由として、実はこの店、山口県萩市の大屋釜で作られた器も、売りの一つになっているからである。そんなこだわっているにもかかわらず、肝心な主役がこれでは、器が浮かばれない。
 他にも、野菜や卵焼きは築地市場で仕入れたことを売りにしているのだが、卵焼きの横に盛られた大根おろしに、醤油がダボダボ注がれすぎて、本体にまで醤油が流れ込み、ややしょっぱい卵焼きになっていた。
 お店のコンセプトだけ綺麗に着飾って、それをウェブで紹介しても、出てくる料理がこの姿なら、満足もへったくれもない。せっかくいい食材を使っているのだから、まずはその力を活かす店作りをして欲しいものである。
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著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu