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東長崎・せきざわ食堂 アコガレ食堂

投稿日:12/11/2011 更新日:

せきざわ食堂-01
子供の頃、「いつか行きたいなぁ」と思っていたのが、
実家の駅前にあった一軒の食堂。
緑色のファサードが目立つそのお店の店頭には、
ハムエッグ定食というメニューの文字。
「ハムエッグだけで定食?」
という、忘れられない不思議な気持ちがあって、
今でも脳裏に焼き付いているのです。
でも、大人になったらお店の暖簾をくぐろうを思っていたのに、
時代の流れや再開発の影響で、
いつの間にか食堂は姿を消してしまいました。
それもあって、昔から営まれている食堂には、
一種の憧れを持っているのですが、
たまたま見つけた「せきざわ食堂」にも、
同じように惹かれたのです。
昔のままとおぼしき店内には、メニューが書かれた張り紙がベタベタと貼られ、
コの字型のカウンターでは、仕事帰りのサラリーマンやおばちゃんが、
旨そうにカレーを食べたり、サンマ定食を食べたり。
その表情は、自宅以上に自宅で食べているようなものでした。
で、イラスト入りのメニューに惹かれて注文したのが、まるとくカレー。
大盛りのカレーの上には目玉焼、
そこにアジフライ、エビフライ、
さつまいものフライに、玉葱フライ。
もう、フライ天国です。
市販のルーに一工夫された味は、
甘さとコクに厚みがあって、
まるで家で食べているような感覚。
(ある意味そのままですが。)
熱々のフライを頬張りながらカレーを食べて、
間に千切りキャベツやマカロニサラダを挟みつつ、
たいらげたという言葉を地のままで行くボリュームを完食。
これで、驚きの600円。
うれしくて泣けます。
次は、カツ丼にしようか、
それともショウガ焼き定食にしようか。
定食屋さんからの帰り道は、
もしかしたら世界一幸せな帰り道かもしれません。

  • この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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