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池袋・長尾 ごく煮干し

投稿日:05/12/2013 更新日:

長尾-01

昨日の未明、和食が世界無形文化遺産に登録されました。

その中でクローズアップされていた要素の一つが「旨味」。
食べた瞬間に顔がほころぶ、いわば笑顔の源泉は、
昔から乾物によって得てきたものです。

そんな旨味をたっぷり得ることができるのが味噌汁。
一汁三菜の中にしっかり溶け込んでいます。
もちろん、その代表格と言えば煮干しです。

ということで、月に1度はやっぱり煮干しラーメン。
味噌汁ではないのですが、
遺伝子の記憶は優秀なタイミングで旨味アラームを鳴らしてくれます。 

長尾-02

注文したのはごく煮干し。
レンゲで最初の一口を掬って口に運べば、
極上の煮干しの旨味と動物性エキスのコク。

いつも、ここに来るとスープばかりが先に減ってしまい、
麺を啜るペースも歩調を合わせないといけません。

そう考えると、それは一汁三菜のお重に見られる要素でもあります。
主食たるごはんと味噌汁に漬物。
昔、農家の朝げ(朝食)はそういったものでした。
そこで先に味噌汁を飲んでしまうと…といった感じで。

麺料理はそれは一つの器に入ったものと考えれば、
旨味を”umami”として伝える重要なメッセンジャー。  

和食の中にあるumamiの進化系として、
この特長がもっと世界中に広がるためには、
一汁三菜のスタイルに捕らわれすぎると、
勿体ないのかもしれません。

  • この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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