石神井公園・スマイリー城 焼鳥って、すごく難しいですね…
ある日、石神井公園に不思議なお店があると聞きました。
それは「自分で焼く焼鳥屋さん」。
ということで、向かったのがこのお店。
赤い看板に大胆なフォントで
「スマイリー城」と描かれているので、
素通りしてしまうことはありませんでした。
店内に入り、小上がりの座敷に腰掛けると、
まずご主人が店頭で仕込んでいた備長炭を、
目の前にある焼き台にセットし、
ビールジョッキに注がれたタレと、
小皿に入った塩が運ばれてきます。
で、注文した串が登場。
焼肉屋さんだと当たり前なのですが、
焼鳥の串がこういった形で運ばれてくると、
新鮮なものです。
あとは、ひたすら焼くだけなのですが、
初めてだとこれが難しいのです。
置く場所によって火加減が変わったり、
団扇で上手くあおったり。
焼肉ほど手慣れてないこともあってか、
焼き台にお肉がくっついていると、
裏返す時に上手にはがれてくれず
台になっている銀色の棒がついてきてしまいます。
で、焼きながら山脈のようなキャベツをつまんだり、
モツ煮をつまんだり。
焼き上がりを気にしながら色々いただきます。
とはいえ、何回かやっているうちに、
タレの浸し加減や塩の振り加減を含めて、
焼き方のコツのようなものを身体が覚えるようです。
そうなったらちょっとだけ自分を褒めてあげるのも、
いいかもしれません(笑)。
看板には「焼ける」と描かれているので、
お店の方に焼いてもらえるのかもしれませんが、
やっぱり、大切な仲間と一緒にワイワイ焼くのが何よりのご馳走です。