築地・たけの食堂 カキフライ定食(1,040円)

01/03/2007東京, 築地, 揚げ物, ひるベター!!

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 3月というのは、実はカキの身に旨み成分であるグリコーゲンがたっぷりと蓄積された、もっとも旨い時期である。
 という、少しマニアックな話は置いといて、とにかくカキを体内に取り込みたい今日この頃、実は未食だった「たけの食堂」のカキフライを食べることに。
 ここのカキフライの特長は、小さめのカキを3~4個をボール状にしてフライにしている点にあるのだが、出てきたカキフライを見て思ったのが、いくら小さめとはいえども、3~4個入っている割に思ったより小ぶりということ。
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 で、ガブリとかぶりついて割ってみると…
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 レンズが曇るほどの湯気や豊富な磯の香りと同時に、勢い良く現れたのは、たっぷりのカキ。そして、ここで判明したもう一つの特長が、生食用のカキを使っているということ。なので、加熱用のカキが持つ味の濃い肉汁によるなジューシーさではなく、生食用のカキ特有の、磯味によるジューシーさを持っている。
 ただ、生食用にありがちなしょっぱいという感覚はなく、生食用が持つエキスの味が、たっぷりと詰まっている。そして、これが2~3月のカキが持つ長所でもある。
 また、テクニカルな話として衣が少し厚めになっており、これによって揚がった後も衣の内部では、カキが蒸される具合になる。
 自分は、どちらかというと、生食用のカキフライは、ゴハンのおかずに向かないという理由で、あまり好みではない。ただ、ここのは最初の一口はソースをかけて衣をメインに食べて、次の一口以降には、塩を振ってカラシを塗って食べると、カキの旨みを吸った衣と、塩味による一種の蒸しカキでごはんを食べるという、カキフライなのにカキフライっぽくない妙な楽しさを味わえる。
 そして、今日もう一つ印象的だったのが、
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 このあさりの味噌汁の中に、ストレートな旨みが鮮烈に滲み出していたこと。
 貝は春の季語。マガキも楽しめるこの時期は、一年で最も貝類を豊富に楽しめる時期でもあろう。
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この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/Local-Fooddesign代表。「10年後でも古びないモノ・コトづくり」をコンセプトとした商品・サービス開発、既成品リニューアルをはじめ、食と旅がテーマのコンテンツ制作・事業、編集、撮影、執筆、漫画原作、講演を手がけています。プロフィール・事業実績はこちらから

Posted by takapu