銀座・三州屋 カキフライ定食(1,300円)

三州屋-01
2014年のカレンダーを1枚めくる前に、
駆け込んだ先は三州屋。
いつものおばちゃんに空いてる一人席を探してもらって、
座りながら注文したのは、もちろんカキフライ定食。
同じテーブルのお客さんが食べているのは、
アジフライ定食にアジのタタキ定食。
遠目で見ただけなのに、ふんわりした食感が想像できたり、
しっとり乗った脂が、お店の照明を反射していたり。
鳥豆腐も加わってのカキフライ包囲網に、久しぶりに心揺らぎます。
でも、そんな高い壁を楽に飛び越えたのが、
今日のカキフライのコンディション。
9センチぐらいの大きさだったのですが、
とにかく太く、貝柱に厚みがあって、外套膜がしなやかで、
泉のように湧いてくるエキスが、何ともジューシー!!
箸でつまむと、こんなに重量感のあるカキフライは何年ぶりだろう?
という感じで、ご飯が進むというより、
とにかくカキフライが止まりません。
だからいつもより長めに噛んで、
磯の香りやミルクのコクと、とことんおつき合い。
5粒なのにまるで50粒食べたような満足感。
やっぱりカキフライは、
年が改まってからが本気の味わいです!!!

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

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