旨いランチと郷土食フリークの皆様、ひるどきでございます!!!!!!
さて、現在のひるどき、順位はいかほどに?
実は、自分はこの日が誕生日。ということで、ランチとして真っ先に浮かんだのがこのお店。8分ほどの行列を経て2階窓際の席に案内され、メニューを見ることなくカキフライをライスと共に注文。
大きさ約9センチのカキフライが6粒。さっそく、ナイフで二等分して口に運ぶと、サクサクと粗めのパン粉から強く軽快な音が響き、牡蠣のエキスがまさにあふれ出してくる。生食用ではなく加熱用を使っているのに、感覚とすると生食用に近い味。ただ、強い磯臭さはないので、ジューシーな分だけそう感じさせるのだろう。ちなみに、牡蠣は宮城の松島産を使用。
また、衣と牡蠣がぎっちり詰まっているのではなく、少しだけ空間ができており、ここにエキスが滞留することになるので、二等分するとじわっとあふれ出してくる。ナイフの動きを強くすると、衣が牡蠣から剥がれてしまうので、やさしく扱うことが必須。
そして、これに添えられたタルタルソースが、黄身の色を活かした色合い。たいてい、タルタルは白が強いのだが、ここまで黄色が強いのは珍しい。で、このソースを絡めてみる。
すると、タルタルがカキと一体になることで、どちらかが消えるのではなく、ソースの甘みとカキ特有の風味が融和したものが生まれ、後に十二分の満足感を残すこととなる。
付け合せのポテトサラダも、シャクシャクとした瑞々しい細胞による口当たりから、自然でありのままの甘さと濃さを口に残してくれる。
近くの三州屋のカキフライが、ワイワイと賑わいの中で食べるのにふさわしい、どちらかと言えば銀座的じゃない味とすれば、このお店は銀座らしいカキフライの姿と味。でも、どちらも旨い。やはり、ハシゴという選択肢もありかもしれない…
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銀座・煉瓦亭総本店 カキフライとライス(1,400円+200円)
