青森 東北

青森→十和田→八戸→弘前 しょうが焼きとナポリタンで、青森流カリナリーツーリズムをする約300キロ ~その4・この喫茶店は、青森の誇りだ!創業約40年、1970年代スタイルがそのまま残る「マロン」で、心からまったりまったり。~

投稿日:09/06/2008 更新日:

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 八戸から有料道路や国道を突っ走ること約1時間30分。ようやく青森市内に戻ってきたころには、時計の針は21時を指していた。
 青森というのは、基本的には非不夜城型の街。この時間になると、開いているお店は数少なく、特にアルコールを基本的に受け付けない自分にとっては、更に店選びが悩ましくなる。
 ところが、今日のラストワンとして選んだ「マロン」は、23時まで営業している素敵なお店である。
 一目で明らかに何かあると思われてくれるこのお店、それはきっとゴドーを待つかのごとく、入り口で何かを待ち続ける彼女のせい。


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 実は、自分もこのお店を在青手帖というリトルプレスで知って以来、必ず月イチで行くことにしているお店。で、前の訪問の際にナポリタンがあることを押さえていたので訪問。
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 狭い階段を上がって右手のドアを開くと、そこに広がりしは大人の社交場。アダルトという言葉がいやらしくなく似合うスペースだと思う。
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 漢字で書かれたメニューには、不思議な迫力と妙な説得力があり、
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 壁に飾られた無数の古時計は、今では時を刻んでいないものの、まるでこの空間に足を踏み入れた人、一人ひとりに流れる時間を表しているかのように、色々な時間を示している。
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 そんな具合に、あらゆる意味で趣があるこのお店、土曜の夜ということでソファー席や木製のテーブル性は満席。かろうじて空いていた厨房沿い奥にあった席に腰掛けて、注文したのはこのお店名物の特製ジャマイカンカレー。
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 細かく刻まれたタマネギやひき肉が、たっぷり入ったこのカレー、ドライカレーのように水分を飛ばして味を凝縮させるのではなく、ルーにはルーの滑らかな舌触り、コク、そしてやさしい辛さがあり、ここにタマネギやひき肉のエキスがしっかり混ざったやさしい味となっている。
 なので、一気に食べてしまう。汗をかかせるとか辛いとか、客に負担をかけることがお店の個性というカレーがある中、ここは店柄がそのまま出ているかのような味。色々な意味で、食べていてうれしくなる。
 そして、このお店の凄いのは、ケーキも手作りなところなのだが、
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 やっぱり緑色のソーダ水が置いてあることにある。もちろん、自家焙煎のコーヒーは香り高く、まるで舌をくすぐるかのように酸味や苦味が口に広がる。
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 もう、やみつき。しょうが焼き系のメニューや、ナポリタンを堪能した客人もやみつき。たぶん、自分は青森に足を運ばれた方々を、例外なくこのお店に連れて行くと思う。
 そんな素敵なお店が、青森にはある。それが一番うれしいのだ。
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  • この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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