麹町・アジャンタ ナスと鶏ひき肉のカレー、チーズとほうれん草のカレー、マトンカレー
旨いランチと地元食フリークの皆様、ひるどきでございます!!!!!!
ところで…現在のひるどきは何位になっているでしょうか?
たまたま、昼に麹町に来る機会があったので、「麹町、未食の店」という簡単な連想で決めたのが、このアジャンタ。
入口左の食券機を横目に階段を登って席に着くと、すぐに店員さんがやってきて、テーブルの上にメニューを広げてくれた。
で、このお店のランチには、カレー単品の他に2種類選ぶランチセットがある。この日は友人と同席だったので、4種類を注文…と思ったのだが、選んでいるうちに3種類に。ということで、ナスと鶏ひき肉のカレー、チーズとほうれん草のカレー、そしてマトンカレーを注文。
・ナスと鶏ひき肉のカレー
ひき肉とナスのキーマカレーは、「チューボーですよ」がきっかけで生まれた期間限定もの。
水分が飛ばされており、ナスとひき肉にぎっちりと味が凝縮されている。ライスとの相性は、カレーというよりは、これをおかずとしてライスを食べるという具合で、カレーを食べている感覚より、カレー味のおかずを食べているという具合。食べ進めるほどに、ナスの味吸い込み具合がたまらなく愛しく思える。
一方、ナンとの相性は「液体がない分どんなものか…」と思ったのだが、まったく問題なし。モチモチ感の強いナンで包み込むように食べると、ナンのほんのりした甘みによって、むしろスパイスの強さが際立つ。
そして、上に添えられた細切りの生姜をシャクっと噛むと、期待通りに一気に爽快感が広がる。
・チーズとほうれん草のカレー
チーズとほうれん草のカレーは脂やチーズのコクによって、ほうれん草のほわっとした甘みと、かすかな苦味が包まれ、辛さとは離れたマイルドな味わいが印象に残る。ライスとの相性よりも、やはりナン向けではあるのが、これはたっぷり絡めれば絡めるほど、野菜によるやさしいボリューム感が生まれる。そう、遠慮なんかしてられない。
・マトンカレー
そして、駅からこの店に来るまでに、頭の中に浮かんだ「暑い日には、こういうカレーが食べたいなぁ…」を具体化してくれたのが、このマトンカレー。
個々のスパイスの味がとっぷりとしたソースの中で、しっかりと活きている中、強い唐辛子による折り重なる辛さや、マスタードシードを噛んだ時に広がるアクセントがナンやライスと絡むと、ずんずんと手が進んでいく。肉のプルプルとした食感も、マトンカレーにしかできない何物にも代えられない醍醐味。
最後に、マトンカレーのお皿に残った唐辛子を食べてお店の外に出ると、汗がじわじわと…でも、やっぱりカレーを食べた後は、こうじゃなくてはと思う。
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