青森市浪岡・アップルヒルにて、ホットアップルサイダーの土日販売が始まってます!

10/10/2009青森,東北,ひるたび・さんぽ

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今から数週間前、ナッチャンReraが停泊していたフェリーターミナルで見かけたのが、北米ではド定番のりんご飲料・ホットアップルサイダー。
その香り、その味、そしてその温かさ。りんごジュースとは全然違う、手作りの温もりが口いっぱいに広がる味。
で、そんな飲み物が土日限定でアップルヒルで発売されていると聞き車を走らせると、黒板に記された「ホットアップルサイダー」の文字を発見。
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ということで、早速一杯注文。保温機能付きの寸胴からカップに注がれるうちに、辺りがりんごのやさしい香りに包まれる。
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そう、この飲み物の真骨頂は香り。今日は、ジョナゴールドをメインに諸々ブレンドをしているとのことで、前回のフェリーターミナルでとは違った香りが口中に広がり、酸味と甘みの天然ブレンドが舌を包む。
そして、飲み込もうとすると、またりんごのさわやかな香りが広がる。甘さがすっと消えると共に香りが主役となるのだ。
フレグランスがトップノート、ミドルノート、そしてラストノートという流れで香りが移り変わるのと同じで、最初と最後とで香りの感じ方が違うのが、このホットアップルサイダーというものだと思う。
しかも、売り場に置かれているシナモンをひと振りすると、まるでアップルパイのように豊かな甘さになる。
考えてみると、りんごジュースはやれ甘いかどうかとか、やれ100%かどうかというジュースであるための要素ばかりがポイントになっていたが、ジュースではなく絞ったものを加熱するという、ホームメイドな味を口にする時には、そんなものは不要。単純にりんごが持つ魅力が詰まっていればいい。
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そんなホットアップルサイダーの原液が、瓶に詰められ販売されていた。色々な理由で、アップルヒルに足を運ぶことができない方でも、これなら家で作ることができるとのこと。色が変化するのを防ぐ添加物を入れてないというのも、うれしいところ。
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まだ、日本的にも定着していない「温かい果汁」。でも、一口飲むと、みんなの顔が変わっていって、最後は笑顔になる。どうやら、ソーダの炭酸よりも、アップルサイダーという絞り汁の刺激のほうが強いみたいだ。

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu