青森市・はなわらび 自分の2年間を支えてくれたお店。

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自分が青森で2年間住んでいたエリア、浪館通り。
青森駅を出て、
タクシーで青森県立美術館に向かう時、
必ず通るこの道沿いには、
東京のように店の隣に店があって・・・なんていう便利さはないけれど、
それを上回る温かさがあった。
それを象徴しているのが、このはなわらび。
一人で青森来ていた自分にとって、
ここは、朝も夜もお世話になったお惣菜のお店。
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ガラスの引き戸を開くと、
目の前のカウンターには、
大きなボウルやお皿に盛られたお惣菜。
和洋中はもちろん、焼き魚だっておでんだって、
ここにいけば何でも揃う。そんなお店。
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もちろん、おかずは日替わり。
手書きのPOP数がその証拠。
だから、夜になれば週2回ぐらいは、
このお店でお惣菜を買って家に帰り、
ごはんを研いだらしばし待ち、
炊き上がったら一気に食べる。
そんな夕食が、たまらなく好きだった。
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で、朝のお供はこのおむすび。
ひとつ100円の鮭やこんぶのおむすびも美味しいけれど、
自分のお気に入りだったのが、
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すじこのおむすび。
しっとりと白いごはんに絡む味が、
自分にとっての目覚まし代わり。
自販機で買う120円のダイドーコーヒーと120円のこれがあれば、
それだけで幸せな時間のできあがり。
あと約30分で、青森の新しい時代が始まる。
自分が新幹線に乗って新青森駅に到着したら、
まずはこのお店に行って、久しぶりに「いらっしゃい!」の声を聞いてみたい。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

企業とお店の外付け商品開発・広報部として、国・地方自治体時代の経験とマーケティングの組み合わせで、作る×伝えるでお客さんとの繋がりを丁寧にサポート。

企業やお店の商品企画開発と撮影・PRツール制作を中心に、皆さんの想いを揺るぎない価値に変換します。

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