【長尾中華そば西バイパス店/青森県青森市】堂々たる裏メニュー、それが『ごぐにぼ』

長尾中華そばのごくにぼ-01

出張で青森に行ったからには、一度は煮干しラーメンを補給したくなるもの。

その一方で名店、新店、人気店と数多ある店から「ここに行こう!」を決めるのは難しいところ。でも考えてみると、定期的に足が向くのはやっぱり長尾なんです。

長尾中華そばのごくにぼ-02

平日の昼休み前でも店内は大賑わい。満席スレスレの中でカウンター席に空席を発見。腰を落ち着けたら、あっさり系か濃厚系かを迷うのが幸せなひととき。

長尾中華そばのごくにぼ-03

そこにデカ盛りもよし花びらのトッピングを組み合わせるもよし。まるで「肉色に染まれ!」的なこういう変化を絶え間なく、まるでジャブのように繰り出し続けるのが、自分の中にある長尾らしさ。

長尾中華そばのごくにぼ-04

ただ、やっぱり久しぶりの煮干し。メニューの裏面にある裏メニューには、五つ星の煮干しがキラリと目を惹く『ごぐにぼ』。まったくもって、この気分でした。

長尾中華そばのごくにぼ-05

見るからにワシワシした麺を茹であげるまでには、しばし時間がかかるのですが、それまでは厨房から仄かに流れてくる煮干しの香りを浴びれば、それでいいんです。

長尾中華そばのごくにぼ-06

出てきました!そうそう、これです!!

ひと目でわかる、漆黒ならぬ茶色い漆コクスープのトロトロ加減。極太麺のツルツルムチムチとした麺じゃないと、この濃厚な味は受け止められません。

でもですね、どうしても煮干しラーメンを食べるときには最初にスープを飲んで、それが数口止まらない。だから、麺が器の中に浮かび上がってきちゃうんです。

それでも飲み続ける。店内の明かりを微かに反射した、銀色に輝くスープの断片がスープに入った煮干しの量を教えてくれる。

薄いチャーシューで麺をまとめてすすり頬張ったり、メンマのくみくみに麺をあわせたり。でも、ゴールは一つ。丼の底が見えるまで完飲すること。

食後はやっぱり汗を拭う。勢いよく啜って飲み干したくなるからこその醍醐味は、長尾の醍醐味と言い換えていいんでしょう。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

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