【漁師のおやつ屋さん(津軽の潮騒)/青森県深浦町】 涼しげなマリンブルーの「しおさいソフト」

28/05/2009青森,東北,スイーツ,ひるグッド!

千畳敷

その広さに津軽藩の殿様が千畳の畳を敷いて宴を催したという言い伝えを持つ千畳敷。岩場に立つと驚きの一言。打ち寄せる日本海が侵食したことでできた岩の裂け目からは、時に間欠泉のように真上に水が噴き出してくる。

いつ噴き出すのか、いつ噴き出すのか。なんてドキドキしながら裂け目を眺めていると、予兆なく顔の目の前に水柱が姿を現す。妙なスリルと妙な緊張感を感じながら日本海を眺める。荒々しさの象徴とされるのも当然に思えるほど、たくましい海だ。

津軽の潮騒の外観

更に車を走らせて、鯵ヶ沢が近づきつつあるところで遭遇したのがこのお店。一見、普通のお店。小さくて、何が売っているのかと思ってしまうが、その正体は・・・

津軽の潮騒の外観・その2

「シーフードおやつショップ」。この冠を持つ日本で唯一のショップ・津軽の潮騒。

さっそくカウンターに行き、メニューを眺める。おやきにイカが入った海鮮おやき、それにパン粉の衣をまとわせて揚げた海鮮おやきフライ、あるいはたこ焼き。店名どおりに海鮮おやつ兼おかずが色々売っている中で、目に入ったのが塩ソフトクリーム「しおさいソフト」。

漁師のおやつ屋さん(津軽の潮騒)のしおさいソフト

涼しげなマリンブルー。一口なめると潮の味から広がる甘さとしょっぱさがブレンドされた味。「とりあえず混ぜてみようか」ではなく、しっかりとバランスが取れた味。正直、自分は塩スイーツが得意じゃないのだが、これは自分の中にある壁を侵食してくれる味だった。

※現在、津軽の潮騒は「漁師のおやつ屋さん」に名前を変えて営業しています!

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu