【王味/青森県青森市】餃子という強い看板料理が1枚あればそれでいい
ベストアルバム”OPUS”が発売されてから、
山下達郎をよく聴くようになって、
こうなれば「ライブにも行きたい!」
となるものです。
で、何かの雑誌でご本人が答えていたのが、
「青森市文化会館の音響はいい。」
今は、ネーミングライツによって
リンクステーションホール青森
という名称になっていますが、
ライブの中でも文化会館の言葉は
ご本人の口からも幾度となく。
最高のアーティストと最高の音響。
そんな至福の3時間半を過ごした後は、
空腹を満たすことに。
会館から雪道を5分ほど歩けば、
王味の姿が見えて来ました。
入口近くのテーブル席は、
調理場が目の前にあるいわばアリーナ席。
待ち合わせていた青森の大切な友人と一緒に、
餃子を5皿、そしてレバニラを注文しました。
ちゅるんと滑らかな皮が舌に乗って、
少しずつニンニクの香りが口に広がるこの感覚。
香りの強さに対して、口の中が重たくなることはなく、
あっという間にお皿は空っぽ。
ほのかに残るニンニクの香りは、
おかわり2人前のアンコールを待つ拍手のようです。
そして、レバニラ。
シャキッと引き締まったもやしとニラ、
弾力あるレバーと刻みニンニク。
入口のガラス戸越しの寒さを忘れて、
餃子2人前と一緒に一心不乱。
食後、外に出てお店の外観を見てみると、
以前の看板から綺麗なものに変わっていました。
そういえば、文化会館の正面にも、
リンクステーションホールの新しい看板が、
かけられていましたが、
建物に宿るものは看板の新しさに関係無く、
いつの時代も不変なんですよね。