丸の内・錦 牛タン丼(980円)

29/11/2006東京,丸の内/八重洲/神田,丼もの

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 国際フォーラム方面に用があったので、その足でTOKIAの飲食街に向かう。「インデアンカレー」にも「つるとんたん」にも行ってしまったので、次なるお店としてこの焼肉屋さんに向かう。
 定食ものを注文しようとしたのだが、日替わり定食が牛タン丼とのことだったので、これを注文。
 注文してから、メニューを眺めていると、予想以上に早く丼とスープが運ばれてきた。その速さ、わずか3分。
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 イメージしていた牛タン丼というのが、平べったい牛タンが、丼に敷き詰められているものだったのだが、ゴロっとした塊が大量に入っており、その上にラー油で和えられたネギが盛られる。
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 こうなると、勢いをつけて食べることになるのだが、牛タン、ネギ、ご飯を一緒に食べようと思ったら、ご飯と牛タンの間に、タマネギとニンジンが挟み込まれていた。
 実は、ここに問題があった。
 というのは、タマネギとニンジンの食感がやや固めだったので、牛タンの味を感じる前に、これらの食感による印象が強く焼きついてしまったのである。そして、次に感じたのが牛タンの味ではなく、ラー油で和えられたネギの味。牛タンはそれに次ぐ3番目だったのである。
 こう感じた理由は、単純に牛タンの味つけが弱いことにある。
 この丼、ご飯の量に比べて具の量が大目なので、最後には牛タンだけが残ることになるのだが、この牛タンだけを食べると、ほどよい味付けに感じる。ただ、それはご飯や野菜、そしてネギと食べるには与える印象が弱い味付けなのだ。
 ちなみに、テーブルに置かれていたコチュジャンを、牛タンの上に乗せて食べると、口に放り込む勢いが増す味になるので、個人的にはこの食べ方が一番いい状態なのではと思う。
 とはいえ、日替わり定食なので、次にこれを食べる機会があるか分からないが…
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著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu