広島・Oyster Conclave 牡蠣亭 Oyster Lunchと生牡蠣とカキとチーズのスモーク(2,950円)

26/12/2006広島,和食,洋食,ひるベスト!!!,ひるたび・さんぽ

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 約半年振りの出張で広島へ。今回の目的の一つに「京橋川・水辺のオープンカフェ」という、日本初の試みがどのようなものかを、勉強するというものがあった。
 有名といえば有名なのだが、広島市というのは中心市街地に数多くの川が流れるエリアである。そしてこの流れ方というのが駅側(山側になる)から放射線状に近い状態で、瀬戸内海に流れ込む作りとなっている。
 そこで、この環境を地域活性化の資源として活用するという発想によって、京橋川の河川敷に開店したのが、このオープンカフェである。
 ただ、河川敷を管理するのは、広島市ではなく国や広島県。ということで、広島市によって長期間に渡る規制緩和を求める交渉が行われ、ようやく規制緩和に成功し、ここから今日まで出店誘致に関して色々と試行錯誤しつつ、現在の状況になっている。
 現時点で、店舗数そのものは4店しかなく、実際にこのエリアに入るとかなりこじんまりとした印象を受けるのだが、4店のうち路面電車が走る道路に一番近い場所にあるのが、この牡蠣亭というお店。
 
 店内に入ると、まず目に入るのが
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 この大きな木。元々河川敷に植えられているこの木は「平和祈念の樹」。ということで、切らずにお店のデザインとして活用されている。
 で、席に座ってメニューにある無数のカキメニューから注文したのは、ランチタイム限定のオイスターランチのセットと、追加で生牡蠣とカキとチーズのスモーク。
 厚手のビニール越しに雨の京橋川を眺めつつ待っていると、メニューで見た以上にボリュームに満ちたカキ料理が運ばれてきた。
・カキのたたき ポン酢ジュレ
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・オイスターランチプレート
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・生牡蠣
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・カキとチーズのスモーク
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 正直、一品一品のポテンシャルが高いものばかりだったので、詳しい料理の説明については、後日のカキタベ!に譲ることに。ただ確実に言えるのは、このお店がこのオープンカフェにあるとないとでは、違った結果になるに違いないということ。それほどに旨い料理ばかりであった。
 食後のコーヒーは、150円追加するとついてくる。
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 このコーヒーを飲みながら、このエリアが晴天の下で見せる姿を見たかったのだが、それは次回ここに来た際のお楽しみと考えることに。
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著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu