京橋・松若 カツ・コロランチ(1,050円)

10/03/2008東京,京橋,揚げ物,ひるグッド!

 旨いランチと郷土食フリークの皆様、ひるどきでございます!!!!!! 
さて、現在のひるどき、順位はいかほどに?
 
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 京橋の高速に平行して走る一本道。京橋屋カレーや恵み屋といった、ランチタイムにうってつけのお店が並ぶこの通りに、先月新しく加わったのは、このトンカツ屋さん。少し洒落た外観には「雨の日は外に暖簾を出せませんが営業中です」という暖簾が。
 この引き戸を開くと、左を向くと2階のテーブル席への階段、そして目の前にはもう一つの引き戸があり、そこから垣間見えるのは満席のカウンター。
 カウンターに空席ができ、今まさにお腹を満たしたばかりのお客さんとすれ違って、カウンター席に座り、メニューを見ると…
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 オーソドックスなトンカツライスや、ハンバーグフライ、チキンカツも置いてある。しかし、メニューの裏には…
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 ズラッと並んだ組み合わせメニュー。これは悩む。上から下まで目を通した結果、カツとコロッケのセットを注文。カウンターを隔てて、厨房ではおばぁちゃんを筆頭に、3人の女性がテキパキと動いている。フライパンでオムレツを焼いたり、カツの下ごしらえをしたり。まるで、少し前の家庭の台所のようだ。
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 主役のカツやコロッケはもちろん、目の前に出されたライスにしても、見ただけでボリューム満点。
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 厚さ約1.5センチのカツは、粗めのパン粉によるザックリとした強い食感から、肉にたどり着くまで、全てがっしりとした作り。ソースをかけたり、カラシを塗ったり、塩を振ったり。8つ切りになっているので、好きな味で好きな量を楽しめる。
 そして、コロッケ。
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 小判型ではなく、俵型のコロッケ。まずは、この形がうれしい。箸で食べやすい大きさにしてみると、
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 パサパサ感のみじんもないぐらいに、しっとりとしたジャガイモとタマネギ、そしてひき肉によるタネが現れる。下味が少し濃い目になっているので、ソースや塩はいらない。でも、カラシは欠かせない。そんな家庭的なコロッケ。
 食べ終わると、次に食べたいセットを無意識に目で追いかけているのが、なんとなく自分でも判るのだが、この選択肢の豊富さ、そしておばぁちゃんの手によって生み出される味。これが一番の魅力に違いない。
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著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu