【モカ/江古田】Bセットハーフとアイスコーヒー

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江古田市場がランドマークの江古田市場通り商店街を、牛丼の松屋に沿うように十字路を曲がれば、武蔵野音大方面に向かう音大通り商店街に出る。この通り沿いには、雑誌のカフェ特集でお馴染の江古田パーラーや、雑貨屋さんにカップケーキのお店、そして銭湯まで立ち並ぶ。

商店街が数多く存在する江古田の中でも、店舗の個性や新旧が、特に強く入り交じったこの通りにあるのが、
モカという喫茶店。「手造りの珈琲」の看板と、フジカラーの看板が揃った画。なんとも魅力的な隣人同士。

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店内に入ると、6席ほどのこじんまりしたカウンター。そこでママさんが一人で調理を担当している。定位置に立って手を伸ばせば、あらゆる動きができる。合理的な配置が生み出す芸術的な空間。

そんなお店を手伝うのは、どうやら武蔵野音大の学生さんやOBさんのようで、2階席につながる階段の壁には、何枚もの寄せ書きが飾られていた。

カウンターの上にあるプレートには、AからEまで揃ったセットメニューが書かれていて、どれを選ぼうか迷ってしまいそうだが、「Bセットのハーフ」という組み合わせを注文することに。

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すると現れたのが、2種類のホットサンド。片やチーズサンド、バニラアイスサンド。ここに、よく冷えたアイスコーヒーがあれば、もう、強い陽射しにさらされたくなんてない。

当然、溶けてしまうアイスサンドからいただくことに。バニラアイスの冷たさと熱々サクサクのトーストのコントラスト。いやぁ…たまらない。手がベシャベシャになっても、(いい大人だけど)童心に帰ったということで、自分を説得することにしよう。

一気に平らげた後は、チーズサンドや手作りのポテトサラダを時にアイスコーヒーを織り交ぜながら食べ進める。お腹がいっぱいになったところで、バットかトレイで作ったとおぼしきゼリーを少しずつ。

あぁ、もう大満足。

お店には、ひっきりなしにお客さんが入ってくる。そして、ママさんはやさしい笑顔を浮かべている。次は「お店の名前を取ったの」と教えてくれた、モカトーストのセットを食べに行くことにしよう。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

企業とお店の外付け商品開発・広報部として、国・地方自治体時代の経験とマーケティングの組み合わせで、作る×伝えるでお客さんとの繋がりを丁寧にサポート。

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