【千ふじ/銀座】生しらす丼と桜海老

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前日に足を運んだものの、あいにく定休日だった千ふじに再訪。ところが、メニューには残念ながら目当てのカキフライがなかったので、未食だった生しらす丼と、単品の桜海老を注文。

この生しらす丼はすごい!一匹一匹に弾力がありお刺身として口にすると、確信犯的なホロ苦さと旨みが一体になった味。見た目以上のインパクトを与えてくれる。
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そして、この味に色を添えて引き立てるのが薬味。実は、小皿に醤油がついていて、丼にかけるかこれにしらすをつけて食べるのだが、自分には薬味としらすを混ぜた味が魅力的だったので、そのままムハムハと頬張ってしまった。

で、その合間に桜海老の刺身を口にする。
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花の桜は季節を過ぎたが、この鮮やかな色は正に今が満開。殻の噛み心地と真逆にある身の口どけと甘さは、申し分のない味。一番印象的だったのが、本当に身がとろけたということ。お昼に食べるポテンシャルにしては高すぎる。とにかく、これだけ驚きと感嘆に満ちたお昼は久しぶりだった。

ところで、この時期のカキフライ定食について、お店のご主人に伺ったところ、「あれは夜に出している岩牡蠣が余ったら、昼にカキフライとして出しているんだよ」とのこと。うーむ…その夜の岩牡蠣がどんなものかが気になってしまいます。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

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