【赤城南面千本桜/群馬県前橋市】菜の花と桜が彩る静かな春

群馬,関東,ひるたび・さんぽ

まだ雪が残る群馬の初春、桜の名所として名高い赤城南面千本桜。いつもなら平日の午後でも桜を愛でる人で溢れるはずのこの場所ですが、雨と寒さと社会情勢もあって人影はまばら。

それでも菜の花の鮮やかな黄色と桜の優しいピンク色のコントラストは、白い空の中で寒さに負けずに色めいていました。

山林緑化を目的として、3.5キロほどの道沿いに約1,400本のソメイヨシノが植えられたのは、今から60年以上前のこと。地元の方々の手によって植えられた木々は、今なおその手で守られているもの。

手をのばせば届きそうな低い場所で、力強く伸びる枝。フワリと開いた花の隣には、まだギュッと閉じた蕾も。

季節の変わり目、日本が一番日本らしくあるこの時期。でも、今年はワイワイと花見を楽しむことが許されません。サッと写真を撮ってパッと離れなければならないなんて、後ろ髪がいくらあっても足りません。

この桜と菜の花の賑わい、来年はマスクと消毒用ジェルではなく露店のおいしいものと一緒に、楽しみたいものです。

この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/Local-Fooddesign代表。食にまつわるテーマを中心に、新商品・サービスの開発とリニューアル、プロモーション・コンテンツの企画制作。各種編集、取材、撮影、執筆、講演をワンストップで手がけています。サービス内容はこちら。>>Local-Fooddesign