【八昌/広島市】カキの鉄板焼きとそば肉玉

06-12-29-1.JPG

広島に出張したときのこと。カキ料理とお好み焼きのお店を探していたところ、「とりあえず、この店には行ってけ」ということで紹介されていたのが、この八昌というお店。

路電の銀山町という駅で降りて、薬研堀の繁華街を少し奥に進むと、こんな感じに行列が目印となっているお店がある。一人客だったので、すんなり入れたのだが、4人以上のグループ客は軒並み入店できない状態だった。

店内に入り、上着を壁際のハンガーにかけて入るときに目に入ったのが「カキ入荷しました カキの鉄板焼き」
の文字。この瞬間に目的の半分以上はカキにシフトしてしまった。ということで、これとこのお店におけるスタンダードである「そば肉玉」を1枚注文。
06-12-29-2.JPG
鉄板焼きを注文すると、最初に出されるのがこのキャベツ。ポン酢が染みた大根おろしと一緒に食べて、口をさっぱりさせる。そして、奥の鉄板で焼かれたカキが、目の前に運ばれてきた。
06-12-29-3.JPG
まず、ニンニクの芽の香りが鮮烈!そして、牡蠣エキスがぞんぶんに流れた脂をまとった、この芽が旨い!!

そして、牡蠣は…言うことなし。香ばしく焼かれたことによって、旨みが封じ込められている。塩コショウをつけて食べるのが本流らしいのだが、自分としては何もつけずに、ニンニクの香りと共に食べるのがベスト。

そんな牡蠣を食べ終えて、鉄板に残った牡蠣エキス脂をふき取ってから(本当は、この脂とお好み焼きを絡めて食べてみたかったが)、お好み焼きが鉄板に…
06-12-29-4.JPG

どーーーーーーーん!と鎮座。そして、お好み焼きの縁ではソースが…

06-12-29-5.JPG

じゅわーーーーーーーーっ!と香りを放つ。

さっそく、コテで切って食べると、一番驚いたのがやきそばの水分が適度に抜けて、歯ごたえを感じる固さになっていること。

この薄いお好み焼きの中には、たっぷりのキャベツ、もやし、豚肉、天かす、そして玉子が、薄いながらもしっかりとした生地によって包まれており、おたふくソースの甘みによって、味が際立っているので、テンポよく胃に入ることに。
06-12-29-6.JPG
また、鉄板で熱されたお好み焼きは食べているうちに、生地が徐々にパリパリとした固さになり、キャベツと同じような食感だったものが、しっかりとしたキャベツの土台へとシフトしていく。

食べ終わるころには、征服感と満足感に満たされること確実のお好み焼き、これは何回でも行きたくなります。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

商品企画開発から執筆・撮影、ウェブサイト・パンフレット等のPRツール制作など。作ると伝え届けるの領域で、企業やお店の売上作りをサポートします。

行政時代から地域で培った経験と実績を元に、課題の抽出整理から施策の実行まで、皆さんの目標を達成するパートナーとして伴走します。

ポートフォリオやサービス内容は、名前に貼ったリンクからウェブサイトをご覧ください。ご相談やお問い合わせもお気軽に!

坂本貴秀をフォローする
広島鉄板/粉もん料理