JALPAK presents 行っチャイナ!食べチャイナ!~中国ウマウマ食い倒れツアー~ その11・SWISS HOTELにて、「秀水広場」のフードコートにて、そして瑠璃廠にて

27/12/2007海外,ひるたび・さんぽ

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 旨いランチと地元食フリークの皆様、ひるどきでございます!!!!!! 
ところで…現在のひるどきは何位になっているでしょうか?
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 食後、再びバスに乗り込み、北京の中心部へ向かう。車が前へと進むたびに、高層ビル群はその数を増やし、その高さは更に高くなり、車窓越しに今の中国の姿を伝えている。
 しばらく走ると、バスはこの日のホテルである“SWISS HOTEL”に到着。 吹き抜けのロビーと輪切りにした柑橘類のような窓から見える空が、縦へ突き抜けるような空間を作り上げていた。
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 部屋に入ると、さすがはファイブスター。部屋の大きさや使い勝手は申し分なし。
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 デジカメの充電をしている間に、カバンやスーツケースを整理して、「まぁ、このぐらい充電すれば持つだろう…」という勘所を勝手に判断して、再びロビーに集合。車に乗り込んで向かった先は秀水広場というショッピングモールだった。


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 Tシャツやらマフラーやら皮製品やらを販売するお店が集まったモールの中を、下のフロアからエスカレーターで上がりながら色々と眺めてはみたものの、商品的にコレといったものはなく、お店から得たものは「カワナイノ?バカヤロウ」という、ありがたくないメッセージだった。
 ということで、方針転換して地下のフードコートへ向かうと…
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 地下にあることを妙に納得させてくれるような空間が。
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 このフードコート、中国各地の料理を出すお店や、ソフトドリンクやナポリタンが置いてあるお店が混在している、意外なほど真っ当なフードコート。そして、購入したのは麻辣面。
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 そして、レモン入りのアイスコーヒー。
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 面は、やけっぱちなぐらいに辛そうに見えて、面をすすっていると意外に辛くないと思いきや、スープを飲むと唐辛子がヒットした時点で、速やかに唇がヒリヒリするという、ジェットコースターのような一品。フードコートだということを考えると、これを5項目ぐらいアレンジすれば、更にいいのではという具合。
 一方、レモン入りのアイスコーヒー、自分はこの手の、根拠無き足し算系の食事がダメというわけではなく、見た目の奇妙さとは裏腹に「これが日本にあれば、奇跡が起こるかもしれない」と、一瞬だけ思ったというのが正直なところ。ただ、もっとコーヒーの味が濃くないと、単なる変り種系に終わってしまうのも事実。
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 数時間後に向かうお店の支店に飾られていた、判りやすいイメージキャラクターとも対面して、このビルを後にする。
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 バスは天安門広場の周辺にさしかかる。テレビでよく見るあの光景、あの建物。目の前に近づきつつある、テレビ画面で見た姿と実物との一致。
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 やっと、現実と一緒になった瞬間の喜び、というよりは、色々な出来事の舞台となったその場所に宿る、なんとも言えない存在感と、なんとも言えない緊張感で不思議な感覚に包まれた。
 この後、運転手さんの好意で天安門広場をグルっともう一周。
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 その足で、バスは瑠璃廠(るりちゃん)というエリアに。
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 瑠璃焼という焼き物の工場があったことで、名前がついたこの通りには、1700年代から骨董商が集まりだし、今の姿の礎となっている。
 
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 骨董品を初めとして、書籍やお茶葉あるいは文房本宝(筆、墨、紙、硯)のお店があり、興味が深い方にとっては、お店の中を眺めるだけで一日が終わってしまうのかもしれない。
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 ただ、骨董品として売られているものの中には贋作もあったり、高値がついているものも多々あるとのこと。
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 とはいえ、自分が「これがいい!」と思ったものであれば、贋作というよりその物が持つ空気に惚れてしまっただけに、買ったほうがというのが自分の感想。
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 でも、そんな人を惚れさせる空気を生みだす品物は、本物に違いないと思う。
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 と言いつつ、自分が買ったのは虫眼鏡で見る、えらく小さなパンダが入ったおみやげ物。
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 骨董品を吟味しつつ、お店の方と値切りの交渉ができるぐらいの、語学と知識を身についていれば、もっとこの約700メートルを楽しめるに違いない。
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著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu