南千住・自家焙煎珈琲屋バッハ バッハブレンドとコーヒーゼリーとブランマンジェと。

24/07/2014東京,荒川区/足立区/北区,カフェ/喫茶店,ひるたび・さんぽ

カフェバッハ-01
朝、目を覚ましたら手動のコーヒーミルで豆を挽き、
ドリッパーにお湯を落として、
コーヒードームから立ち上る香りを浴びながら、
琥珀の液体を一滴一滴、サーバーに溜める。
そんな時間を作るようになってから、
台所にコーヒーに関する道具が少しずつ増えているのですが、
豆とフィルターは日々のストックが欠かせません。
前者は色々なコーヒー店で買って、
それを飲み比べるという感じなのですが、
ペーパーフィルターはこのお店のドリッパーを使っているゆえ、
在庫が少なくなると、南千住に足を運びます。
カフェバッハ-02
基本のバッハブレンドを飲めば、
琥珀色の液体に詰まった色々な要素を感じて、
もっと美味しく淹れたいと、強く願ったり。
また、春には春の楽しみ方があり、夏には夏の楽しみ方が。
このお店も季節限定メニューがあるので、
メニューにその文字を見つけると、無条件で注文しちゃいます。


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それが、このコーヒーゼリーとブラマンジェ。
涼やかなガラスの器には白と黒の引き締まった二層構造、
その横にはアングレーズソースと、
小さくカットされたメロンとブルーベリー。
食べ方はひつまぶしのように三種類、
まずはゼリーとブラマンジェを一緒に。
プルプルの食感に乗ったブレンドの香りが凝縮されたゼリーと、
フワフワの食感に乗った濃厚な甘さのブラマンジェが、
口の中で混ざり合うと、冷感に乗って奥行きのある味わいが生まれます。
次に、アングレーズソースを少し注ぎます。
カスタードのコクが白と黒のメリハリの効いた味を、
ふんわりと包み込んでかけ算は止まりません。
そして、最後はフルーツと一緒に。
メロンの甘酸っぱい爽やかな香りが、
コーヒーゼリーの香りを上回るかと思ったら、
完熟ゆえの甘い香りが上手く調和しています。
ブルーベリーの酸味もブラマンジェの甘さと調和。
しっかりと丁寧に作られたベースがあるからこそ、
色々な組み合わせで新しい味が生まれます。
お店を後にする時は、もちろんペーパーフィルターを注文。
でも、2つ3つのまとめ買いはしません。
1つ買って、無くなったらこのお店に来る。
その繰り返しを楽しみたいんです。

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu