大塚・ロイヤルホスト大塚駅前店 青森県産完熟アムさんメロンのグラスパフェと、ア・ラ・モード
夏、青森に帰省するとほぼ毎回足を伸ばすのが、
つがる市にあるJAの販売所。
そのお目当てになっているのはメロン。
水はけが良く昼夜の温度較差が大きいという、
栽培に最適な環境条件、そして確かな栽培技術の下で大切に育まれています。
試食で一切れ食べればその甘さで暑さを忘れ、
ダンボールで自宅に送れば、帰京後の楽しみに。
宅配便伝票を書くのも全然苦になりません。
そんな産地で特に幻とされているのが「アムさんメロン」。
収穫量が少なく、しかも完熟収穫。
なので、市場に出回ることがとても少なく、
考えてみると自分も口にしたことはありませんでした。
ところが、その幻の逸品に出会えるフェアが開催されているとのこと。
向かった先はロイヤルホスト。
供給量もあってか、店舗限定で開催されているので、
自分がアクセスしやすい大塚駅前店へ。
グランドメニューをパラパラとめくると、
目に飛び込んできたのは完熟アムさんメロンの文字。
2種類あったのですが、迷うことなく両方注文しました。
まずは、グラスパフェ。
カットメロンとホイップクリーム、そこに乗せられた青森産のカシス。
そしてヨットの帆のように縁に刺さるカットメロン。
涼やかな見た目に誘われてメロンを一口運ぶと、
歯を包むような滑らかな果肉の食感と共に、
高密度の香りと甘さで口の中が360度満たされます。
また、皮際まですっと食べられるのも嬉しいところ。
そういえば、昔からかき氷のシロップになっている果物は、
独自の香りを持っているものですが、
アムさんメロンは他のメロンよりも、
青く活き活きとしている感じです。
そこにカシスの酸味を挟むと、
糖度16%超えの甘さに溺れた口がリフレッシュ。
新鮮な気持ちでメロンと向き合えます。
そして、こちらがア・ラ・モード。
ガラスの器に3切れ刺さっているメロンが、
どことなく扇風機的で涼やかで、その真ん中にはバナナやいちご、
そしてホイップクリームと忘れちゃいけない青森産のカシス。
もちろん、カットメロンもたっぷりと。
甘さや酸味のベクトルが違うフルーツで作られた
トライアングルにホイップクリームを絡めて食べたり、
大胆に全部のフルーツを一緒に食べても、
やっぱりメロンの存在感が際立ちます。
そして、その下には蜂蜜がたっぷり絡んだフレンチトースト。
性格の違う甘さが隅々まで染みたところを、
メロンと絡めて食べると、いやぁ…もうたまりません。
シンプルにメロンの美味しさを楽しむならグラスパフェ、
完成形のスイーツの中に輝く、メロンの存在感を堪能するならア・ラ・モード。
どちらかのメニューを選ぶのはあまりにも難しいので、
やはりここは両方注文するのをオススメします。
数量期間限定なので、早い店舗では7月末に終了予定。
夏の記憶を完熟で耽美なものにさせるには、うってつけの一品です。