青森県弘前市・しまや やっぱり、自分にとっての弘前はこの店です。
一度行って気に入ると、二度三度と足を運び、それが重なることでお店と客との信頼関係ができる。と文字にするのは簡単だけど、自分が本当にそれを感じるのは、このお店だけかもしれない。
のれんを潜るとおかみさんの「いらっしゃい」が「おかえり」に感じ、カウンター席に座ると、うれしそうにオススメの料理を勧めてくれる。
タラの芽のテンプラが春の訪れを感じさせ、
弘前の観桜に欠かせないガサエビを食べると、今、自分が弘前にいることを再確認させてくれる。
無人島・久六島の、さざえの刺身のコリコリとした食感と、にじみ出るエキスにも脱帽。
いつだって、弘前に行くことが決まれば、無条件でこのお店のことが頭に浮かぶ。やっぱり、自分にとっての弘前とはこのお店のことなんだと思う。