【中華ひろと/埼玉県さいたま市】濃厚トマトスープがビシッと決まった「冷しトマト中華」

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家の外に一歩出るだけで、強烈な蒸し暑さを感じるこの時期。やっぱり冷たい麺が恋しくなるものです。

そんなジメジメした空気を浴びつつ向かった先は与野駅の西口。住宅街の一角に店を構える中華ひろと、青森出身のご主人が作り出す支那そばが美しいお店です。

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で、今日のお目当てはこの夏季限定冷しトマト中華。早速お店に入ると左手には見慣れない食券機が。支那そばの食券と麺大盛りの二つのボタンを押して「冷しトマト中華で!」と伝えたら、あとは出来上がりを待つばかりです。

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運ばれてきたのは赤が眩しい一皿。トマトスープと角切りトマトの鮮烈なルックスが情熱的ですが、細麺に鶏もも肉や刻みタマネギ、きゅうり、そして生姜の甘酢漬けが冷やし中華らしさを担当。夏の紅白って感じでいいですよね。

冷やし中華にあまり見かけないレンゲの存在が、一口目をスープにさせてくれます。醤油ベース酸味がスーッと立ち上がる味に、しっかり組み合わさったトマトの酸味と果肉の甘さ。角切りトマトの隅々までスープの味が染み込んでいるのがポイント。

レンゲの上にスープをしっかり絡めた麺を乗せ、そこに角切りトマトを乗せて食べると、さっぱりしっかりなおいしさ。どこか昔ながらの冷やし中華っぽさを残しつつ、野菜の甘さでビシッと引き締めています。

ここに玉ねぎの食感と香りや、きゅうりのみずみずしさ、生姜の爽快感を組み合わせて食べ進めると、夏らしい楽しさが展開。ジメジメ空気を忘れさせます。

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ある程度食べたところで味変用のゴマダレを投入。ネギたっぷりコクしっかりの濃厚味が、トマトの酸味系をまろやか系に変換。

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特に鶏ももとの相性が抜群。冷しトマト中華のちバンバンジーの展開は満足度を高めてくれます。

普段の冷やし中華だったらタレを完飲なんてないのですが、トマトスープになるとしっかり完飲。レンゲはスープにこだわったお店のメッセージでした。

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ご時世も反映してランチとディナーのテイクアウトにもしっかり対応。特に気になったのがどんぶり持参で麺類が持ち帰れる点。「食堂に鍋を持っていってカレーソース持ち帰る」的な昔ながらの交流で、お店とお客さんとの距離を色々な意味で適切にするのって大切ですよね。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

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