山口 ひるたび・さんぽ

山口県萩市・「花燃ゆ」の舞台を訪れるなら、まずは巡って遊んで食べておきたい10のチェックポイント その1/萩しーまーと

投稿日:20/12/2014 更新日:

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もうすぐ2014年も終わりを告げようとしていますが、来年の大河ドラマは吉田松陰の妹をヒロインに据えた「花燃ゆ」。

その舞台となるのは山口県萩市。日本海に面しつつ街の三方を山が見守り、市内を流れる川のせせらぎが町の空気を常に潤いあるものにする、自然豊かな地方都市。歴史と文化が共存している環境ということもあって、いつかは来てみたかった地でもあります。

そんな地に建つ道の駅、ここが萩しーまーとです。

道の駅は観光客向けに作られているのが大半ですが、ここは地元客を中心に近隣エリアを商圏として定めたことで、地域に愛される道の駅として台所の役割を果たし、商品や定期的に開催されるイベントの評判が、更に人を呼ぶという好循環を生み出しています。

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建物の裏手には大きな漁港、この海との近さが鮮度と品質を保証してくれます。

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建物に入ると、外観から想像していた以上に広い売り場と高い天井。あいにく、この日は台風の影響で魚が少なかったとのことで、「こういう日に行っても魚が揃わない」と知っている地元のお客さんは少なかったのですが、逆に言えば地元の方がここをいかに普段使いしているか。そんな証でもあると思います。

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とはいえ、東京から訪れてみると「いえいえ、十分揃ってます!」と大声で言いたくなるラインナップ。鮮魚はもちろんですが、

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持ち帰りのお寿司にも「萩港産」の文字が堂々と踊り、

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魚の加工品も、もちろんメイドイン萩。

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果物だって揃っています。山口産のみかんに目を奪われていると、

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その傍らには、萩の隠れた名物である柿。色と形、そして昔なつかしい萩の味!のPOPに目を奪われます。

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また、醤油の棚にもズラリと地元産のボトルが並びます。萩にお住まいの方の間でも、好きなメーカーの味がやっぱりあるようですが、こういった一角があることで、醤油王国としての顔を持つことを知ることもできます。

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他にも野菜やお肉に漬物も。売り場に並ぶ一つ一つの商品をじっくり眺めているうちに、お腹の空腹度合いも限界を迎えてしまいました。

しーまーとには3つのレストランがあるのですが、この日訪れたのは浜料理がんがん。実は、このお店では鮮魚売り場で買った魚を好きな料理に調理してくれる「勝手ご膳」という名物があるのですが、魚の量が少なかったこともあって、色鮮やかなメニューから選ぶことに。

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注文したのは、おすすめランチ。見たことがないぐらいに大きなお盆の上に、魚料理がずらっと並びます。

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鮮度抜群、甘さくっきりのお刺身に

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白身魚がずらりと並び、地のタコやウニが彩るにぎり寿司。

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そして天婦羅に

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魚のフライまで。ボリュームに圧倒されるのはもちろんですが、それ以上に一口一口から魚種ごとの存在感のある味が溢れて来る瞬間に驚きを隠せません。

海辺の観光地には、「魚を並べればいい」的なクオリティのお店もあったりしますが、このレストランは矜持を持った仕入れと全力の調理で、魚が持つ魅力を五感に向けてプレゼンテーションしてくれます。しかも、1,500円。ありえません。

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もちろん、海鮮丼も豪華版。本当に魚が旨いお店の海鮮丼は、マグロがなくても成立するものですが、ネタ一つ一つがキラキラと輝きながら、ご飯を覆う堂々たる存在感は迫力の一言です。

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食後のコーヒーは、400年の伝統を持つ萩焼で。土の温もりでコーヒーの味も柔らかくまろやかに。

もしも、自分が萩に住んでいたなら、きっと毎日通っちゃいます。肉だって野菜だって漬物だって揃う。しかも、その全てに萩という街の背景が凝縮されている。なのに、どこか懐かしさを感じるのは昔のスーパーにときめいた感覚に似ているから。対面販売で交わす会話や地域の色で彩られた商品を見た瞬間に満たされる知的欲求。

まずは一度訪れてみてください。見たことがない商品が並ぶ売り場を一周回って、カゴをぎゅうぎゅうにするのって楽しいものですから。

  • この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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