有楽町・マーブル ラムカレー(850円)

ふと、有楽町界隈のビル群にあるお店の経験が、意外に少ないことを思い、足を運んだのはラーメン中本の向かいにあるカレー屋さん。
店頭にできていた行列に加わり、あと二つ席が空けば自分の番というところで、店員さんに注文を尋ねられてしまい、入口に貼られていたカレーの写真を見てラムカレーを注文。
で、店内に入ると約1分で目の前に運ばれてくるという早業。山盛りのキャベツが築地の中栄を思い出させる。
ソースを口にすると、なめらかでしっかりとした口当たりからコク、そして舌先から心地よさを悶絶を一緒に連れてくる辛さへと、次々に転じていく。また、ラムの肉を噛むと、ソースに負けない個性がいかんなく発揮されつつ、臭みはいい具合に抜けている。
07-06-26-2.jpg
つまり、「こんなにクセがないんじゃ、羊肉を食べた意味ねぇよ」的なものは皆無である。
ご飯とソースを食べ進めるところで、リンゴ酢のドレッシングがかかったキャベツとカレーソースを絡めて食べると、元々辛口なソースの強さに酸味とキャベツの甘みが加わることで、味の深みが増す。
こうなると、お店の一番人気だというインドカレーを食べねばという気持ちになるのだが、これから暑くなると行列が更に伸びることは確実か。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

商品企画開発から執筆・撮影、ウェブサイト・パンフレット等のPRツール制作など。作ると伝え届けるの領域で、企業やお店の売上作りをサポートします。

行政時代から地域で培った経験と実績を元に、課題の抽出整理から施策の実行まで、皆さんの目標を達成するパートナーとして伴走します。

ポートフォリオやサービス内容は、名前に貼ったリンクからウェブサイトをご覧ください。ご相談やお問い合わせもお気軽に!

坂本貴秀をフォローする
東京有楽町カレー