池袋に煮干しの香りがやってきた数日目のこと、
店頭の行列と持ち時間の無さもあって、この日は煮干しとの対面を断念。
でも、気分は中華料理だったので界隈をウロウロと。
で、ドン・キホーテの脇の道を池袋駅に向かって歩くと、
ジャンボ餃子の幟を見つけました。
巨大な開の文字は、ウェルカムの証。
と、勝手に解釈してから店内に入り、
麻婆豆腐定食にジャンボ餃子の組み合わせを注文しました。
大皿に敷き詰められた麻婆豆腐。
豆豉ゴロゴロの餡に絡まった豆腐でレンゲを埋め尽くす、
これも麻婆の醍醐味。
家庭的な味ゆえ、ご飯の減るスピードは加速しっぱなし。
でも、一方で1リットルのアイスをスプーンで直接食べたい感覚と同じで、
ご飯なしで豆腐だけを思う存分。
どっちの気分にもぴったりです。
そして、10分かけて丁寧に焼かれたジャンボ餃子の出番です。
定食がなく単品で頼む場合には、餃子は3個から。
でも、このサイズなら2個で他のお店の5個分のボリューム。
銀座の天龍のボリューム感と違って、皮が厚めでモチモチ食感。
茶色に焼かれたベールに包まれた肉汁とニンニクの香りが、
欲していたマインドを満たしてくれます。
そんな感じに食べていると、自分と同じような流れでしょうか、
次から次へとお客さんが入ってきます。
しばらく、池袋東口界隈は煮干しと餃子で、
中華モードの人が増えること確実です。