【熊たまや/埼玉県熊谷市】地粉うどんが気軽に楽しめる駅そばならぬ駅うどんの、きのこつけ汁うどん
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![熊たまやの外観](https://hirudoki.net/wp-content/uploads/2021/07/210721-06.jpg)
日本でも屈指の小麦生産地・埼玉。そんな県の中でも猛暑地帯として知られる熊谷市。その玄関口となるJR熊谷駅改札の先を左手に進むと見えてくるのが熊たまや。赤い看板に堂々と書かれた熊谷うどんのお店です。
市役所によると「熊谷産の小麦粉を50%以上使用」という定義を持つのが熊谷うどん。ここはそれに加えて、醤油とねぎも熊谷産。うどんに欠かせない材料を地物で揃えているのは旅ごはん的にも嬉しい点。
![熊たまやのメニュー](https://hirudoki.net/wp-content/uploads/2021/07/210721-08.jpg)
メニューの筆頭は冷たいうどん×温かいつけ汁のつけ汁うどんと、かけうどんの温と冷。トッピングの種類もシンプルなので悩む時間も簡潔です。こう暑い日が続くと冷たいかけうどんをズズズッと啜りたくなるところですが、やっぱり最初に来たならばつけ汁うどん。
食券機のディスプレイに見えたのが、麺1.5倍と麺2倍のバリエーション。基本が300gなので、1.5倍で450g。ラーメン店のつけ麺だとかなりのボリュームですが、ここは1.5倍でチャレンジ。
元々はうどんの普通盛りにネットの記事で見かけた「たまごかけごはん」の組み合わせにしようと思っていたのですが、「たまごかけごはんは2年前にやめたんです」と店員さんからの一言。こうなれば1.5倍で本望です。
![熊たまやの自分で作る七味唐辛子](https://hirudoki.net/wp-content/uploads/2021/07/210721-01.jpg)
カウンター席に座って食券を渡すと「七味はお作りになりますか?」という話が。実はここの名物は自分で七味唐辛子が作れること。
![熊たまやの七味唐辛子のすり鉢](https://hirudoki.net/wp-content/uploads/2021/07/210721-02.jpg)
麺の茹で上がりを待つ間に、ゴリゴリ…プチプチ…とスパイスを潰す。この店の時間潰しはスマホではありません。
![熊たまやの「きのこつけ汁うどん」](https://hirudoki.net/wp-content/uploads/2021/07/210721-03.jpg)
そうしているうちに、目の前に大きな器に入ったうどんとおつゆが登場。
![熊たまやの「きのこつけ汁うどん」のつゆ](https://hirudoki.net/wp-content/uploads/2021/07/210721-04.jpg)
おつゆの中には大きなしいたけやしめじ、そして熊谷産のねぎがたっぷり。一口ごとの具とうどんのバランスに悩まずに楽しめそうです。
![熊たまやの「きのこつけ汁うどん」の麺](https://hirudoki.net/wp-content/uploads/2021/07/210721-05.jpg)
大きなキノコがたっぷり入ったつけ汁に、七味唐辛子をまぶしたうどんをしっかり浸したら、あとは啜るだけ。冷たいうどん×温かいつゆの組み合わせに、香り高くさわやかな刺激が差し込めば、もうひたすらに止まりません。
少し甘めのおつゆの味をうどんがしっかりキャッチ。ハリ・コシ系というよりも滑らかむっちりな口当たり。だから顎が疲れず唇も楽しく箸が進みます。
麺×つゆのバランスの良さもあって、麺の量を1.5倍にしたことを忘れてハイペースであっという間に完食。次はかけうどんでこのハーモニーを楽しみたいものです!