【大むら/さいたま市】看板猫に囲まれながら啜るそばとラーメン、カレータンメン。そしてボリューム満点のカツ丼
与野の中心街は啜り心地のいい通り!?
与野の中心街・本町通り。明治・大正時代に建てられた蔵造りの建物が残るこの道を歩いていると、不思議と多く見かけるのが麺類のお店。お蕎麦やラーメン、土日限定の富士宮やきそばのお店まで。住み心地ならぬ啜り心地の良さそうな通りに佇む一軒のお店。そば処の文字に添えられた「カツ丼」「ラーメン」の文字が目を惹きます。
そして鍋焼うどんや五目そばの昔ながらの食品サンプル、色褪せが少なく卵の黄身が輝いています。
お出迎えするのはどーんと構える看板猫
暖簾をくぐると出迎えてくれたのは二匹の看板猫、ペタ朗くんとコンちゃん親子。お店の椅子でゆったりくつろいだり、店頭のショーケースにすっぽり収まったりと、この上なく可愛らしい姿に注文するのを忘れてしまいそうです。
真っ白な紙にぎっしり書かれた料理の数々
…と、お品書きを見るとぎっしり詰まった自慢の料理。そば・うどんから中華、御飯物におつまみ、夏限定の冷やしまで多彩なラインナップ。ミニ丼やカレーの組み合わせもできるので、さらっと食べたい派も満腹派も受け入れてくれます。
ということで、かつ丼(並)とミニそばの組み合わせを注文。厨房から聞こえる揚げ油の音に耳を傾けながら視線は猫ちゃんにまっしぐら。この時間、かなり楽しいです。
かつ丼×そばの組み合わせは大正義!
お盆からはみ出さんばかりのボリュームで運ばれてきたセットからは、甘口うまうまを約束する割下とさっぱり三つ葉のいい香り。揚げたてのとんかつと卵にしっかり染み渡った旨さで、当然ながらごはんが止まりません。
ミニと言いながらなかなかのボリュームのおそばも、しっかりと張りがあり啜り心地快適。甘じょっぱいの組み合わせに、カツ丼向けの味噌汁がいい味だしています。
誰もが喜ぶラーメン×カレーの組み合わせ
ラーメンは小躍りするほど嬉しくなる昔ながらのルックス。スープを飲むのに疲れることなくやさしく染み渡る旨味に、こちらも啜り心地のいい麺。フワッとした不思議な食感が口に残る余韻を生み出す理由は「ウチの麺は自家製麺なんです」の一言。家庭的なとろりカレーとの組み合わせは全年代が喜ぶ町のごちそうです。
夏に食べたい!刺激的な香りに包まれたカレータンメン
スタミナを補給したいこの時期だからこそおすすめなのが、このカレータンメン。シャキシャキの炒め野菜とトロリとしたスープの組み合わせは一口でクセになること間違いなし。単品でごはんを注文してスープに投入したくなるやつです。
「うまかったか?また来てくれよな(キリッ)」といった眼差しに見送られつつ、次はどんな麺をいただこうか。色々な楽しみと麺に対するこだわりが詰まった素敵なお店です。