【島根県隠岐の島町】旅の手土産に買いたくなる、ラインナップ豊富な「ローカルパン」

13/08/2015島根,中国,パン,ひるたび・さんぽ

旅のお土産にはパンがオススメ!その理由とは?

隠岐の島の展望台より


先週、島根県の隠岐の島に一週間ほど滞在していました。

景勝地・白島の展望台に立てば、色鮮やかな山々を囲むエメラルドグリーンの海。岩場に雲が生まれる瞬間を見下ろしながら磯の香りがミックスされた風を浴びていると、8月の暑さなんて忘れてしまいます。

一方、旅路の帰りに忘れちゃいけないのはお土産。
人に渡すお土産はもちろんですが、それとは別に家で旅の余韻に浸る自家消費系も欠かせません。

お菓子や調味料系もいいのですが、ここでオススメしたいのが、ご当地で製造・販売されているローカルパン。
軽い、文化的、そして手頃な価格という三拍子揃ったすぐれもの。
旅から帰った翌朝から簡単に楽しめるのも大きなポイントです。

ということで、島内最大級のスーパー「サンテラス」のパン売り場に足を運んでみると、ナショナルブランドのパン棚と別に、地元メーカーのパンが並ぶ棚があるではありませんか!
(興奮のあまり棚の写真が撮り忘れたのはここだけの話です。)

ひと目で愛でたくなるパッケージに包まれたパンを手に取って、
袋を開けて頬張る自分の姿を想像する時間は、洋服選びのそれと同じ。

でも、大きく違うのは洋服はシーズンごとにラインナップが入れ替わるのに対して、ローカルパンのラインナップは基本的に固定。
昔から地域で愛されているパンに、そのままの姿で出会えるのも大きな醍醐味です。

ということで、棚買いしたい気分を抑えてスーツケースの隙間に合わせて、4種類ほど選んでみました。

木村屋給食パンの「ネオトースト」

木村屋給食パンのネオトースト


まずは、木村屋給食パンのネオトーストから。

表面にマーガリンがたっぷり塗られた一品は。昔ながらのコクが口に広がると、なんだか落ち着く味なんです。

木村屋製パンの「クリームパン」

木村屋製パンのクリームパン

そして、こちらは同じ木村屋でも海の玄関口・西郷港の西町商店街に工房を構える木村屋製パン。

レゲエ感のあるフォントがかわいらしいクリームパン、中に広がっていたのはカスタードクリームの海。
やさしい甘さとフカフカの食感が、最後の一口まで楽しませてくれます。

カナリヤパンの「オヤツあんパン」

カナリヤパンのオヤツあんパン


続いて、カナリヤパンのオヤツあんパン。
5つのパンが袋に入ったこのタイプは、木村屋給食パンも「おやつパン」として販売していますが、5種類の味が入ったこちらを買ってみました。

こしあんにジャムにつぶあんにと、どれも懐かしさを感じさせる味わいのフィリング。
菓子パン界のオールスターがぎっしり詰まっているので、オヤツはもちろんお昼に食べるもよし。
東京にもあればなぁ…と思ったものです。

金井製菓製パンの「おはよう食パン」

金井製菓製パンのおはよう食パン


そして、食パンからは金井製菓製パンの「おはよう」をチョイス。
枝に止まってさえずるスズメのイラストが、朝の食卓を美味しく演出すること間違いありません。

フカフカと柔らかくトーストで食べれば舌にほんのりと甘さが染みわたる感覚は、「さすが高級!」といった趣き。
地元の喫茶店でも使われているというこのパンは、ホットサンドとの相性も抜群な感じです。

カナリアパンの食パン

島内随一の大型スーパー・サンテラスで目撃。袋に描かれた猫の顔に一目惚れ!

頬張れば圧倒的なモチモチ食感に驚きを覚えること間違いなし。そのまま食べればほのかな甘さが、トースターで焼けば一層膨らむ香りとサクッと歯ざわりいい食感が楽しめます。最初の一口は何もつけずに食べることをオススメします。

「このパンにピンと来たら買い物カゴへ!」
売場でときめいたらすぐさま手にとって、自分へのお土産にしちゃいましょう!

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu