赤坂・L’arcobaleno 緑鮮やか、うすい豆のピュレのスパゲッティ サンダニエーレの生ハムを添えて

【ライタープロフィール】
takapu

2004年から日本全国のおいしいものを撮り綴ってきた「ひるどき日本ランチ日記」を再構築。
街の食堂からパン屋さんまで、日本全国の「これを食べたいから、ここに住みたい!」と強く惹かれたお店を、元国家公務員のフォトライターがご紹介します。
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意外にも、今年初めての訪問であることが発覚したこのお店へ。注文したのは、今月のランチ定番メニューとなっている、「うすい豆」を使ったスパゲティ。
まずは、いつものように自家製パンが運ばれてきたのだが、この日妙に旨かったのが、トマトが練りこまれたパン。
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オーブンでじっくりと水分を飛ばしたトマトが練りこまれており、最初こそあまり感じないものの、いきなり口の中でコクが急上昇する。それはまるで、ニンジンを練りこんだパンのが持つ強さに近く、後味としてもしっかりとした野菜感が残る。また、野菜が練りこまれているゆえに、オリーブオイルとの相性も申し分なし。
次にサラダとタマネギのグリル、そしてスープのプレートを飲んだのだが…たまに起こる「撮影できたのに画像ファイルとしてはエラー」の症状にぶつかってしまった。ということで、メインのスパゲティへと話は飛ぶことに。
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うすい豆とは、いわゆるえんどう豆のこと。ただ、さやえんどうと違ってサヤを食べるのではなく、豆を食べるというもので、これを細かくしたものがたっぷりとソースに入っている。
豆そのものはほんのり甘くて上品な味なのだが、カボチャやジャガイモのように分かりやすく強い味ではなく、どちらかというと繊細なもの。それゆえにクリームやチーズによる塩加減で、豆の個性が打ち消されてしまう懸念があるのだが、ここの味付けはしっかりといい塩梅になっている。
また、上の添えられた生ハムの塩分も、しっかりと味を伴った塩分なので、パスタ+ソースに効果的な存在感を与えている。
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スパゲティへの絡み具合についても、完全に豆が潰れてクリームと同化しているのではないのに、粒が残ったものがクリームを媒介としてしっかりと絡むので、表面が滑らかなスパゲティと豆の食感の組み合わせを楽しむことができる。
そして、このお店では茹で加減が常にえらくいい具合のアルデンテなので、安心してソースの味を楽しむことができる。個人的には、この「安心して食べられる」というのはすごく大きい。
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と、エスプレッソを飲みながら思うのであった。