大阪・ELMERS GREEN CAFE 北浜で朝食を。

【ライタープロフィール】
takapu

2004年から日本全国のおいしいものを撮り綴ってきた「ひるどき日本ランチ日記」を再構築。
街の食堂からパン屋さんまで、日本全国の「これを食べたいから、ここに住みたい!」と強く惹かれたお店を、元国家公務員のフォトライターがご紹介します。
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ELMERS GREEN CAFE-04

旅に出て都市から離れた地に泊まれば、
朝食はごはんとか刺身とか、あるいは伝承料理とか。
いつもの朝とちょっと違うものが「出るんだろうなぁ」と期待するものですが、
逆にいわゆる都市に泊まる場合には、食卓に並ぶものはいつもの朝とあまり変わりません。

でも、大きく違うのは時間の長さ。

いつもは、夜食>昼食≧朝食の順番で、かける時間が短くなるものですが、
だからこそ旅先での朝食はゆっくりと美味しいものに触れていたいものです。
一日のスタートを最高のものにするために。

大阪は北浜、地下鉄の駅と直結したビルの1階にあるカフェ。
天井が高く解放感に溢れた空間、 大きな窓から差し込む光を浴びながら、
青いメニューブックを開けば、目に入ってきた珈琲の種類に、素敵な目覚めは約束されます。

ELMERS GREEN CAFE-02

モーニングセットは、トーストセットかグラノーラ。
バナナグラノーラの文字に引き寄せられましたが、 トーストセットを注文しました。

ELMERS GREEN CAFE-03

6月に完成したばかりの、自家焙煎工場で炒られた豆の香りが鼻腔を通過し、
深みあるコクと酸味が舌上をゆったり流れるごとに、
全身が少しずつ琥珀色に染まるような感覚になります。

8枚切りのトーストに、バターを乗せて口に運べば、
サクッと軽い口当たりに朝から目覚めの驚きをくれます。
そして、ストロベリーのジャム。
さっくりしたトーストにじわりと染み込む甘さと酸味。

美味しくて香りがしっかり立った果肉の結晶が、
朝のひとときをピンク色の時間に変えてくれます。

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食後、お会計と共に豆を200グラム程購入。
旅先で食べた朝とまったく同じ時間を過ごすことはできませんが、
できるだけ近づけたい気持ちだけは、いつでも持っていたいものです。

旅先の朝に機能というものがあるとすれば、
「いつもの朝をもっと佳い朝にしたい。」
そんな気持ちを奮わせてくれること。
なのかもしれません。