実は、神奈川に戻りました。でも、自分にとって第2のふるさとはやっぱり青森です。

07/04/2010神奈川,関東

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もうかれこれ3年以上に渡って、青森の食文化と色々な形で関わらせていただいてますが、実は3月末をもって一旦青森から離れ、神奈川に移り住んでおります。
いわゆるベッドタウンで生まれた自分にとって、日本の四季が残る青森で過ごした時間は宝物以外の何物でもありません。
春になれば城下町は淡い桜色に包まれ、夏になれば人々が祭で一体となり、秋になれば奥入瀬を紅葉が彩り、そして冬になれば白い化粧が街を染める。
そんな、季節の移ろいをありのままに感じることができる青森の人は、幸せだよなぁ…と思っていました。
ただ、元々自分が青森で活動する際の基本スタンスは、ヨソモノの自分であること。だから、あまりにも青森に居過ぎることで見えなくなってしまうこともあるのです。
離れたくない心理が本音であり本当に悩んだのですが、諸々の事情もあって今は一度青森を離れております。
ただ、twitterに流れる青森のつぶやきを見たり、フジテレビで源たれやくじら餅、味噌カレー牛乳ラーメンが出て一喜一憂する自分もいるわけで。そんなときに、やっぱり第2のふるさとは青森であって、近い将来に再びこの地に住めればと願うところです。
4月からも、津軽料理遺産を始めとした色々な活動をしながら、青森に時々戻って…という感じになるんだろうなぁと思います。というより、そうします(笑)。
そして、自分のようにベッドタウンに生まれ育った方々に、第ニのふるさとがあることの素晴らしさを何かの方法で広めていければと思います。心の癒しとなるふるさとが一人一人にありさえすれば、日本はもっと元気になれるはずです。
ということで、4月からのひるどきは青森を始めとした全国の美味しいものを食べたり、東京のランチも食べたりという形になります。まだまだ、日本中に眠れる資源があるはずで、そんなものと巡り逢えたらと思います。
今後ともよろしくお願いします。

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu