相模大野・ガスパール・ザンザン 京都プリン(1つ・350円)
旨いランチと地元食フリークの皆様、ひるどきでございます!!!!!!
ところで…現在のひるどきは何位になっているでしょうか?
数日前、このブログを見ていたら目に飛び込んできたのが、「京都のフレンチレストランによるプリンのお店が、相模大野駅にオープン」という記事。
そこには、「首都圏に広めるべく…」と書かれており、つまりは首都圏初出店。
初出店なのに、その場所は銀座でも丸の内でも恵比寿でも麻布でも六本木でもなく、神奈川にしても横浜でも川崎でもなく相模大野。
伊勢丹と相模女子大とラーメン二郎・相模大野店を除いてしまうと、地元の自分であっても、「江ノ島に行くときの駅」と説明するしかない、小田急線の相模大野である。
ということで、喜び勇んでオープンの日に駅ビル「ステーションスクエア」の一角に向かったものの、時間は既に閉店予定の21時を2分ほど回っていた…しかし、幸いにも視界に飛び込んできたのは、シャッターではなくお店のショーケースだった。
プリンブティックと銘打たれたこのお店、メニューは京都プリンの一点のみ。ということで、迷うことなく京都プリンを2つ購入。
このプリンの特長は、グレープフルーツ。ということで、袋にも輪切りのグレープフルーツがしっかりと。
牛乳、生クリーム、卵、砂糖、グレープフルーツ、バニラビーンズ(表示順)による掛け算は、蓋を開いたところから。柑橘の香りが強く感じられると思いきや、意外にも乳と卵の香りから始まる。
白いプリンにスプーンを入れると、伝わってくるのは滑らかな感触。そして口に運ぶと、やはりトロっと滑らかかな口当たりからクリームのコクが、舌の上に広がるのだが、そこにグレープフルーツの酸味や爽やかな苦さが鋭く覆う。
カラメルの苦さと共通の部分を持ちながら、爽やかな印象が残るのは柑橘類にだけ許された特権であり、食べるごとに違和感が満足感に変化していくのも印象的。
あとは、一つ350円という相模原市のプリン的に、少しだけセレブプライスになっていることをどう考えるかなのだが、表示を見る限り防腐剤の類を使っておらず、しかも人に語りたくなる味。それを考えると350円の価値はありだと思う。
とはいえ、一番うれしいのは、こういった先進的な味を作るお店が、相模大野に出店してきたこと。個人的には外部の風が入らないと、絶対に街というのは成長しないと思うし、今回の小田急のテナント選びはファインプレー。
正直、自分が住む小田急相模原も再開発をしているものの、今判明している限り、「とりあえず、ファミレスの類を入れるか」的な具合に、街を刺激して育てるテナント構成とは思えないので、勝手ながら写真を大きくすることで、相模原市民として歓迎。
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