銀座・カレーコーナー三原 カツカレー(700円)

【ライタープロフィール】
takapu

2004年から日本全国のおいしいものを撮り綴ってきた「ひるどき日本ランチ日記」を再構築。
街の食堂からパン屋さんまで、日本全国の「これを食べたいから、ここに住みたい!」と強く惹かれたお店を、元国家公務員のフォトライターがご紹介します。
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カツカレーには、色々なタイプがあるものですが、
大別すれば、大きなカツがドンと鎮座したカツが主役タイプか、
普通のカレーライスにカツが添えられた、家庭的なカツカレー。
どちらであっても、永遠のごちそう。
唯一無二の満足感を与えてくれます。
銀座は三原橋の地下街。
今、そこで営まれているお店は全部で3軒。
その中で、カレーや揚物が入ったショーケースが目を惹くのが、
カレーコーナー三原。
お店に入って、夜メニューの貼り紙の数々と、
ランチメニューを眺めたら、それだけで笑顔になってしまいます。
定食屋の流儀というか、飲み屋の品格というか。
貼り紙の数だけ物語がある。そんな感じです。
もちろん、注文したのは昼のフラッグシップ・カツカレー。


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寄せては返す波のようなソースと、
砂浜のようなライス。
波打ち際に横になっているカツの姿が
グラマラスでたまりません。
家庭的なカレーソースに千切りキャベツを絡めて、
スプーンにどれぐらいのバランスで色々乗せたものか。
口元に持っていった瞬間に、
キャベツがポロリしてスーツに落ちたらどうしようか…
なんて考えてしまうのですが、
一緒に食べればとにかく美味しいんです。
ごちゃごちゃに混ぜるのではなく、
スプーンに一口ごとの世界を作る。
これが楽しくて。
もうすぐ復活するニューキャッスルといいこのお店といい、
銀座には不思議と家庭的カレーがよく似合います。
ただ、三原橋地下街は、耐震の関係で閉店が近づいているとされています。
このお店のこの味に、いつまでお目にかかれるかはわかりません。
今ここを支えているこの味が、失われてしまうのは悲しいこと。
だから、今のうちに通うしかないんです。