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江古田という街が、こんなに食べ歩きに楽しい街だとは知りませんでした… 前編

投稿日:19/11/2007 更新日:

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 前から、こちらの方のご近所エリアだということもあり、気にはなっていたものの、なかなか一人歩きをするには難しそうな街だったので敬遠気味だった街、江古田。
 しかし、知人2名が実はこの界隈に在住していることが判明したので、無理言って江古田ビギナーの自分を案内していただくことに。
 駅前の「広場」に集合したのが午前11:30。まず、駅前を案内していただくことに。すると、こんな昭和スタイルな飲み屋さんを発見。


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 コンパという単語をここまでダイレクトに店名に使うお店は初めてだ。グランドキャバレー的な外観に誘われて、近づいてみると…
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 まるで、プロレスラーのようなカクテルの表示、なぜか、斜めになっているウイス「キ」ーの文字、そして、ところどころ抜けている文字。
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 しかも、カクテル教室も展開中。一人客の女性ならずとも、人生で一度は足を運ぶ意味がありそうなお店である。
 そんなお店を後にして、踏み切りを渡る。さて、この日の目的は「カフェとパン」の2本立て。
 事前に色々とお店情報を送ってもらったのだが、パンの縦横マトリックスが一杯になってしまうぐらいに、とにかく豊富な店の数と種類。カフェも今モダンと昭和モダンが、同じ街に同居しているという、非常に喜ばしい環境。
 降ったり止んだりの雨に傘の動きが慌しくなる中、最初に到着したのはドラゴーネというパン屋さん。
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 このお店は、一箇所のパン工房でパンを製造し、練馬区内や中野区に点在するお店で販売するというシステム。店の幅は小さいものの、壁面一杯に30種類ぐらいのパンが陳列されていた。
 ただ、自分が気になったのは、壁面から離れた場所に置かれていた、
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 このクリームパン。そして、
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 菊川玲が、「おめざ」として紹介したらしい、このチーズケーキ。ということで、これを購入。
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 クリームパンは、袋を開いた瞬間に麹の酵母による、芳醇な香りが広がる。この印象がかなり強く残りつつ、最初はクリームの甘さ、次に生地のほのかな甘みが感じられ、まるでプリンを食べているかのような余韻を残すべく一体になる。
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 クリームの作りこみも十分ながら、生地力の高さを感じさせる一品となっている。
 早速のパン仕入れを済ませた後は、お目当てのカフェ1軒目である“PEACE”。
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 元々、イタリアンのお店でシェフとして活躍されていた方が、江古田の地にてカフェを始めたのが去年のこと。案内役の方にとっても、このお店はイタリアン的な位置づけなのだとか。
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 そんなお店の店内は、イタリアン的な様相ではなく、これぞカフェといった洗練とオーナーのセンスにより構成された空間になっている。ということで、ランチタイム。メニューを見ると気になる単語が。
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 案内役の方はブロガーではないので、「ナポの字を見かけると、注文しなければならない」という義務感ではなく、普通にナポリタンを注文し、フレッシュトマトとモッツァレラチーズのパスタ、そしてルッコラのピザを注文。
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 フレッシュトマトのパスタは、トマトの酸味が効いたソースにまろやかなチーズのコクが絡む、ベーシックゆえに判りやすく、単純に旨さを楽しめる一品。
 そして、驚いたのがパスタのモチモチとした食感。平打ちの類だと、ビラビラな感触が変に舌の上を駆け巡るだけのパターンもあったりするが、これはパスタがモチモチとした中で軸があるかのように安定感が高く、ソースとの絡まり具合も申し分なし。
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 ナポリタンは、フレッシュトマトのソースに比べて、甘さとコクが一層深まった味付け。ケチャップ的なあの味を感じさせつつ、やはり洗練しているなぁと思ったのが、ナポリタンのビジュアルイメージを壊して、オレ流ナポリタンに仕立てていること。みんな解釈が同じだと面白味がないものの、ナポリタンらしさも失われてしまう。
 でも、この一皿はどちらのバランスもしっかりと取れた、いわばいいところ取りなナポリタン。しっかりと深い旨味を持ったモダナイズドナポリタンは、かなり面白い。
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 そして、一番驚いたのがピザ。カフェの先入観だけで食べると、なんとまぁという生地の完成度の高さ。表面はパリっ、中はモチっ。軽すぎず重すぎず、このクラスの生地をカフェで食べるとなると、そう簡単には見つからない。
 正直、ソースがどうだったとか、ルッコラがどんな感じに効いていたか覚えてない。でも、生地のことなら覚えている。それだけ、印象的な仕上がりだった。
 カフェの先入観で行ったら、絶対にいい意味で裏切られる。そんなお店を後にして、細い路地を通っていく。
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 細い路地から更に間口の狭い路地の先には、こんな感じの民家改装型のカフェも。
 更に進み、江古田市場通り商店街でカキフライを食べ、更に更にまた更に奥へと進む。
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 お刺身専門店やドラゴーネの別の支店が入っているビルの奥には、挽きたての豆を提供するお店と、そこが経営しているのであろう、地元のオアシス的な喫茶店があり、
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 懐かしのおもちゃ屋さんの店頭では、こんな感じ。誰かの日常空間を歩くことで一番面白いのは、自分の日常空間に無いものを見つけること。この兎の置物もそうだし、
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 この交差点を車が行き交う画が気になったり、
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 こんな大きなパイロンがあることに驚いたり。
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 案内役の歩きなれたペースについて行きつつ、当たり前のような普通の道を歩いていると、目に飛び込んでくるのは、雑穀パンのお店「ひね」。実はこのお店もお目当てのお店だったのだが…
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 あいにくの売り切れ。それもそのはず。このお店は開店30分前から列ができあがる人気店。お客さんに対する気持ちを筆に乗せて、真っ直ぐで丁寧な意思表示。だから、地元の方にとっても欠かせないお店になるのだと思う。
 地元の方に欠かせないお店といえば、江古田では…
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 このお店がそれにあたるらしい。日大芸術学部があったり、武蔵野音大があったり。そんな学生街らしさが伝わってくるお店。メニューを見てみると…
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 こんなに豊富な種類を、卒業までに食べきれるのか、妙に心配してしまう。
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  • この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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