【餃子の照井/福島県福島市】名物・円盤餃子を新幹線で約2時間かけてテイクアウトしてみました

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takapu

2004年から日本全国のおいしいものを撮り綴ってきた「ひるどき日本ランチ日記」を再構築。
街の食堂からパン屋さんまで、日本全国の「これを食べたいから、ここに住みたい!」と強く惹かれたお店を、元国家公務員のフォトライターがご紹介します。
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福島名物として外せない!円形に焼かれ、円盤のまま渡される円盤餃子

仕事で福島を訪れる回数と共に、食べる機会が増えたのが餃子。

その特徴はいくつかあるのですが、一番は円盤の形に焼き上げること。「円盤餃子」と称されるそれは一つでも多くの餃子を一度に焼くために生まれた知恵と工夫の結晶。フライパンに円盤状に並べて、焼き上がったところをそのままお皿へ。整然と並んだ黄金の輪は、その見た目と立ち上る香りで食欲を刺激します。

次に「夜の餃子」であること。最近は少し増えてきた感がありますが、昼間に円盤餃子が食べられるお店は少なく、夜の帳が下りる時間帯に店のシャッターが上がります。

そして、テイクアウト対応のお店が多いこと。しかも、その際にはスーパーのお惣菜売り場で見かける、長方形のプラスティック容器に詰め替えるのではなく、円盤のままで渡されます。

なので、食卓の真ん中に円盤餃子が鎮座するという、餃子好きにはたまらない環境が日常に寄り添っています。

「新幹線ですか!?」──餃子の照井・福島駅店で円盤餃子を持ち帰る実験

で、普段はカウンター席で円盤1枚をパクっと食べる機会が多いのですが、ふと思ったのが「この餃子を都内の自宅までテイクアウトしたらどうなるのか?」ということで、ちょっと実験してみました。

向かった先は、今年の4月から始まった「福島ディスティネーションキャンペーン」に合わせてJR福島駅構内東口にオープンした「餃子の照井」。福島交通飯坂線で20分ほど揺られて辿り着く飯坂温泉に本店を構え、大きな提灯と餃子の味が魅了するお店です。

さすが駅前店ということで、ある日の夕方に向かうとウェイティングボードには数組分の名前が。待つこと10分ほどで名前を呼ばれ、テイクアウト用に一皿注文しました。その際、

「新幹線で持ち帰るのですが」
「新幹線ですか!?」

と、驚きに満ちた顔をされたのですが、

「じゃぁ、ビニール袋を二重に。」
ということで、無事に対応してもらいました。

注文から焼き上がりまで約10分程度。なので、その間は照井の隣にある「おみやげ処」で、他のお土産を探すことをオススメします。

「◯◯さーん」

円盤餃子-01

と名前が呼ばれると共に差し出されたのが、2重のビニール袋でがっしりガードされた円盤餃子。たまたま手持ちだったビニール袋のサイズがちょうど良く、念には念ということで3重に。

ホカホカを受け取った足で新幹線に飛び乗って、座席上の棚に乗せたら、あとは一分一秒でも早く最寄り駅に到着するのを待つばかり。

その間、棚から匂いが車両全体に広がることはなかったのですが、むしろ「缶ビールをぐいっと飲みながら食べてしまうんじゃなかろうか?しかも、宇都宮を通過しながら??」という気持ちのほうが気になったものです。

調理から2時間後に開封──モチモチの皮とキャベツの甘みは、ちゃんと生きていた!

円盤餃子の写真

調理から約2時間。福島駅→地元の駅→地元のバス停→自宅というルートで、ようやく旅を終えた円盤餃子。ビニール袋を開ければ、円形の容器の上に竹皮でコンディション保護された餃子の姿。ご開帳です!

蓋をあけた円盤餃子の写真

いやぁ…これです!この存在感です!!迫力ある円形の餃子が、一分の隙なくぎっしりと詰まっています。さっそく、セットのタレに浸していただきます!!

寝かせた皮のモチモチした食感と、キャベツの甘みに豚肉のコク。重たさがなくサクサクと食べられるのが福島餃子の特徴。その醍醐味をしっかりと楽しむことができました!

皮のパリパリ感を始めとしたできたての美味しさは、福島に行って食べないと堪能できない経験。ただ、そのきっかけになる味に触れられるのは、テイクアウトならではの機能。

もちろん旅を終えた餃子は、あっという間に空っぽになってしまったのは言うまでもありません。

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