日比谷・HIBIYASAROH 緑に囲まれた名所のパクピザとガパオ。

【ライタープロフィール】
takapu

2004年から日本全国のおいしいものを撮り綴ってきた「ひるどき日本ランチ日記」を再構築。
街の食堂からパン屋さんまで、日本全国の「これを食べたいから、ここに住みたい!」と強く惹かれたお店を、元国家公務員のフォトライターがご紹介します。
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日比谷茶廊-01
雨混じりの白い空、レフ板に反射されたような薄めの光が差し込む一角。

日比谷公園の中には松本楼を初めとして幾つかの飲食店がありますが、忘れてはならないのが緑に囲まれたこのガーデンレストラン。
1949年の開業当時は「日比谷茶廊」という店名でしたが、今はHIBIYASAROH。

ビアレストランということで、店頭のメニュー黒板を賑わせるのはサンクトガーレンの文字と、ランチタイムの推しメニューとして描かれたオムライスのイラスト。
ですが、メニューブックを眺めてすぐに飛び込んできたのが、ガパオと見慣れぬ「パクピザ」の文字。

ご一緒いただいた方の推しはガパオだったのですが、緑に囲まれた一角で、色鮮やかなパクチーを食べる…いいじゃないですか!ということで、両方を注文しました。

日比谷茶廊-02
まずは、パクピザから。トルティヤ生地で作られた薄めの生地、その上にはたっぷりのチーズをそれを覆うたっぷりのパクチー。パクチストにはたまらないルックスです。

もちろん、一口目からパクチーの圧倒的な香り。サクサクの音が生まれるごとに、フライドガーリックの食感が際立てる鮮烈な風味が広がります。具だくさん系のピザは食べているうちに重たさを感じることもありますが、これは食べ飽きません。

日比谷茶廊-03
そしてスープを従えてガパオの登場です。このお店のガパオメニューは日本人向けに食べやすくアレンジされた「東京ガパオライス」と、この「バンコクガパオ」の二通り。

新鮮なホーリーバジルが入荷した時だけに提供するという触れ込みなので、目玉焼きの黄身をつぶしてマイルドな口当たりにしても、風味や鮮烈な青唐辛子の刺激に遠慮の二文字はありません。

確固たるオリジナルがあるからこそ、色々なアレンジメニューが生まれる。クラシックという存在の偉大さを感じると共に、次はビールと一緒に楽しみたいと強く感じたものです。