人は皆、時に昼に食べる料理に迷ってしまう生き物。
そんな時に街中をウロウロして、
時間との折り合いで何気なく入ったお店で食べると、
お腹は満たされるかもしれませんが、心は満たされないものです。
何を食べるか迷った昼休み、
でも、そんな時には「必ず同じ種類の料理を食べる」
というマイルールを決めれば、お店を選ぶ時の迷いも少なくなって、
あとは一軒一軒が持つ、違った美味しさに巡り会うだけ。
そして、メニューを食べ飽きないものにすれば、
単調に感じることもありません。
そんな日に向かった先は、ザーサイ丼の大門飯店。
注文したのはチャーハンです。
中華鍋が奏でる強い金属音、パラパラと鍋の中で踊るチャーハン。
チャーシューにタマゴにネギのベーシックな具材。
見た目は黄金という感じではありませんが、旨さは輝いてます。
ベタな中華スープとの相性はもちろんのこと、
楽しいのは一気にかっこむこの感覚。
普遍的でシンプル旨さを、一心不乱に食べているうちに、
さっきまでの迷いはもう消えていました。
虎ノ門・大門飯店 チャーハン(700円)
